2009年07月09日

恐怖の大王の正体を暴く

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「恐怖の大王」の正体について研究家たちは、核兵器やカッシーニの落下、隕石飛来、火山爆発など、様々な仮説を立ててきたが、いずれも根拠のない憶測に過ぎない。
では、「恐怖の大王」は何を意味するのか。
中世ヨーロッパの占星術で日食は、「支配される」「覆される」という不吉を暗示し、「恐怖の大王」と呼ばれていたらしい。
つまり、「恐怖の大王」とは日食のことだったのだ。

旧暦の7月は現在の8月に当たり、実際に1999年8月11日にバチカン上空で日食が起きている。
バチカンといえば、カトリックの総本山のローマ教皇庁が存在する。
つまり、ルシファーが派遣した反キリストによって、キリスト教が支配されることを暗示する。
実際に、ローマ教皇庁は既にフリーメーソン勢力に乗っ取られているとも言われている。
また、「恐怖の大王が降ってくる」という表現は、「天界から追放された堕天使ルシファー」と符合する。

「ヨハネの黙示録」と比較すると……黙示録には3つの獣が登場する。
「赤い龍」と「海からの獣」と「陸からの獣」である。
そして、それぞれが「恐怖の大王」「アンゴルモアの大王」「マルス」に対応している。

赤い龍・・・・・・「一つの印が天に現れた。見よ、大きな赤い龍がいた。
それに七つの頭と十の角があり、七つの冠をかぶっていた」

天に現れた一つの印とは「恐怖の大王」、つまりローマで起きた日食である。
「赤い龍」はルシファーの象徴だが、当時の時代背景に目を転じると、赤いマントを着てユダヤ人を苦しめたローマ兵。
七つの頭はローマが七つの丘の上に建つ年であることを意味し、十の角はこの国から起こる十人の王を暗示している。
つまり、「赤い龍」は当時の世界を支配していたローマ帝国を指していると考えることが出来る。
だがそれだけではなく、その後現れる「666の獣」が支配する総ての国を指していると考えるべきだ。
何故なら、黙示録12章13節に「龍は地上に投げ落とされたと知ると、男子を生んだ女を追いかけた」とある。
男子はイエスで、女はユダヤ人を指す。
12章4節には、「その龍の尾は天の星の三分の一を掃き寄せ、地に投げ落とした」という記述がある。
かつてローマは天の星、即ちキリスト教徒の1/3を殺害し、ローマ帝国の再建を夢見たヒトラーは、ユダヤ人の1/3の600万人を虐殺した(実際には600万人も殺害していないが、ヒトラーを「黙示録の反キリスト」に仕立て上げる為に、影の世界政府が流布したデマである)。

ちなみに、ヒトラー(HITLER)をゲマトリアで数字変換すると「666」となり、同様にローマ皇帝ネロも「666」となる(A=100、B=101、C=102……を当てはめた数字を合計)。
しかし、黙示録で預言されている反キリストは、ヒトラーやネロとは比較にならない「獣」である。
通常、どんな極悪人でも良心は必ずあるが、終末に現れる反キリストはルシファーの化身にして史上最悪のホロコースターだと考えられている。

では次に、「アンゴルモアの大王」の正体に迫ってみよう。

posted by 夢蛇鬼-mujaki- at 17:28| Comment(0) | ノストラダムス予言複合解釈 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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