
恐怖の大王が復活させた「アンゴルモアの大王」とは何者なのか。
1999年8月11日の日食の後、8月18日にグランドクロス(惑星十字直列)が起きた。
グランドクロスは、イエス・キリストを磔にした十字架の象徴であり、キリストを処刑する者、つまり「反キリスト」を象徴する。
グランドクロスの中心は地球、即ちイエス・キリストよろしく、地球が磔にされたことを意味し、グランドクロスに磔になった地球もまた、処刑される時がくる。
それは、人類が大量虐殺される日が近いことを暗示する。
もっといえば、イエスはロンギヌスの槍で刺されて処刑されたが、これは地球に彗星が衝突することを暗示。
このことは「ヨハネの黙示録」でも予言されており、コンピューターのシミュレーションでも彗星衝突の可能性が指摘されている。
「恐怖の大王」が「アンゴルモアの大王」を復活させるとは、「魔王ルシファー」が「反キリスト」を復活させるということだ。
イエスは死後3日目に復活し、その後昇天した。
反キリストも一度死んで復活し、人々が驚き恐れ従うことが黙示録に記されている。その時期を示すために、ノストラダムスは天体現象である
「日食」と「グランドクロス」をキーワードにしたのだ。
また、これは釈迦が予言した弥勒下生にも通じる。
釈迦が入滅して56億7000万年後に、弥勒菩薩が降臨して人類を救うという。
この謎を解く鍵は「年」という言葉にある。
年には「人」という意味もあるという。
つまり、釈迦が生きていた約3万人の人口の時代から、56億7000万人増えた時、つまり世界人口が60億人に達した時に、弥勒菩薩が下生するという意味である。
国連人口基金の調査では、1999年10月12日に60億人に達したとされている。
しかし、この数字は統計上の目安であり、実際はグランドクロスが現れた1999年8月18日に60億人に達していた可能性も指摘されている。
60億を1桁変換すると、人間を象徴する「6」となり、同様にアダムとイブの失楽園から数えた6000年。
つまり、人間の世界が極みに達し、終末のカタストロフィーへと突き進むという暗示でもある。
そして人類滅亡の直前、「弥勒菩薩=イエス・キリスト」が再臨するというのだ。
善と悪、プラスとマイナス、天と地、神と悪魔は表裏一体、キリストと反キリストしかり。
666を「ミロク」と読むことも出来るのだ。