
歴史は繰り返す・・・・・・。
運命学でも、一度起きたことが拡大して二度起きるといわれている。
つまり、「ヨハネの黙示録」が示す終末の縮小版、つまり終末のリハーサルが既に過去に行われていたのだ。
それは、黙示録に預言されている終末が現実化することを意味している。
「わたしの見たこの獣は豹に似ており、その足は熊のようで、その口は獅子のようであった。
龍は自分の力と位と大いなる権威を、この獣に与えた」
(「ヨハネの黙示録」第13章2節)
熊はロシアの代名詞で、龍はルシファーの象徴である。
「わたしはまた、ほかの獣が地から上がってくるのを見た。
それには子羊のような角が二つあって、龍のように物を言った。
そして先の獣の持つ総ての権力をその前で働かせた。
また、地と地に住む人々に、致命的な傷が癒された先の獣を拝ませた。
また、大いなるしるしを行って、人々の前で火を天から地に降らせることさえした。
さらに、先の獣の前で行うのを許されたしるしで、地に住む人々を惑わし、かつ剣の傷を受けてもなお生きている先の獣の像を造ることを、地に住む人々に命じた。
それから、その獣の像に息を吹き込んで、その獣の像が物を言うことさえできるようにし、また、その獣の像を拝まない者をみな殺させた」
(「ヨハネの黙示録」第13章11〜15節)
つまり、先の獣(レーニン)の持つ総ての権力を引き継いで、子羊のような角が2つ有って龍のように物を言った者・・・・・・。
それは「スターリン」と、その権力を背後から支えてKGB書記長まで上りつめた「ユーリー・アンドロポフ」を指している。
スターリンはレーニンの像を造り、その像を拝まない者、つまりマルクス・レーニン主義(共産主義)に従わない自国民を、秘密警察KGBの指揮下で殺戮した。
そのスケールと残忍性はナチスの比ではない。
ヒトラーは戦争によって600万人のユダヤ人を虐殺したとされているが、スターリンは10倍の6000万人の自国民を虐殺した歴史上最大級のホロコースターである。
そのスターリンの全権力を引き継いで、KGBの書記長まで上りつめたのが「アンドロポフ」である。
また、「ヨハネの黙示録」はこのように記されている。
「小さき者にも、大いなる者にも、富める者にも、貧しき者にも、自由人にも、奴隷にも、すべての人々に、その右の手あるいは額に刻印を押させ、この刻印のない者はみな、物を買うことも売ることもできないようにした」
周知の通り、旧ソ連では16歳になると労働手帳で完全な国民総背番号制にし、すべて配給制で、労働手帳を持たなければ何も売買することができなかった。
この完全管理体制は、アンドロポフがKGBの指揮下で構築したものである。
黙示録が預言する「反キリスト」と「アンドロポフ」の所業はあまりにも酷似している。
そして、アンドロポフの生年月日(1914年6月15日)をゲマトリアで1桁換算すると、年は1+9+1+4=15=1+5=「6」。
月はそのままの「6」で、日は1+5=「6」。
アンドロポフの命数が獣の数字になることを、空間物理学者のコンノケンイチ氏が発見している。
また、1981年に起きたヨハネ・パウロ二世の狙撃事件は、ファティマの聖母マリア記念日である5月13日(13自体が不吉を暗示するが、更に5+13=18=6+6+6)に決行され、しかも実行犯の背後にKGBの存在が明らかになっている。
そのアンドロポフの直系が「ゴルバチョフ」なのだ。
そして、「ゴルバチョフ」「キッシンジャー」共に、ノーベル平和賞を受賞しているというのが曲者である。
大衆はその勲章と名誉に騙されてしまうが、そもそもノーベル財団は、ダイナマイトの発明者アルフレッド・ノーベルによって設立された機関で、フリーメーソンも関係していると言われる。
独裁支配による世界統一政府を樹立する反キリストは、政治的権力とカリスマ性を備えていることは最低条件だ。
そして、堕天使ルシファーの霊力をイニシエートする為に、カッバーラを知り尽くしていることも必須条件。
カッバーラの奥義を極めているのは、高級フリーメーソンだけであろう。
「ヨハネの黙示録」は、「反キリストは初めは愛され、後で怖がられ恐れられる」という。
キッシンジャーは、世界情勢の分析や予測の的中率の高さで絶大な指示を得ている(実際にはアメリカの戦略の一部を発表しているだけだと思うが……)が、次のように語っている。
「ロシアの政治はアメリカの援助によって続けられている。
ロシアで再び共産党は力を付けている。
民主主義の飾りを少しばかりつけた独裁者が現れて、ロシア民族主義的な外交政策を執り行うようになるだろう。
まずは伝統的なロシアのパターンで再構築が始まるだろう。
まず古い型の政治家が戻ってくるのが最初だ」
「シークレット・ガバメント」の飼い犬であり、ノーベル平和賞を持ち、KGB出身でアンドロポフの直系であり、世界平和を標榜するゴルバチョフ以外に、「反キリスト」の条件を兼ね備えている人物がいるだろうか……。
それだけではない。
「ヨハネの黙示録」の通り、この獣の頭の一つが傷つけられて、死んだと思われたが、この致命的な傷も治ってしまい、全地は驚いてこの獣に服従した。
イエスが死後復活したように、反キリストも死ぬ程の傷を負ったが、治ってしまった為に人々は驚いて従う……。
そこで、ノストラダムス予言の「復活」と「その前後」というフレーズを思い出していただきたい。
ゴルバチョフは1985年3月に書記長に就任し、その後失脚したが、1992年12月25日のモスクワ共同電のニュースで、「私の時代は始まったばかり」と高らかに宣言したと伝えられている。
ゴルバチョフ自身がイエスと同じように、復活劇のセレモニーを演じることを予告しているのだ。
ロシア(旧ソ連)という国は、一度権力の座を追放されたら二度と復帰できないのが通例だそうだが、ゴルバチョフは通常の枠組みを完全に逸脱している。
失脚も復帰も巧妙なシナリオに思えてならない。
また、「獣の頭の一つが傷つけられて死んだと思われた」というのは、旧ソ連の崩壊を意味するとも考えられる。
「世界の救世主」と呼ばれたゴルバチョフが再登場し、かつて米ソの冷戦を終結に導いたように、第3次世界大戦を解決し、共産主義(赤・軍神=マルス)を掲げて「平和の名のもとに」世界支配に乗り出すのではないだろうか。
少々強引だが、「オーメン」の主人公ダミアン(反キリスト)の頭の「666」のアザと、ゴルバチョフの頭のシミが妙にシンクロしている。
「シーレン」は、キッシンジャーをも暗に示していると考えたくなるが、キッシンジャーとゴルバチョフは深い交友関係にあり、裏舞台で指揮をとるのがキッシンジャーで、表舞台での反キリストのプログラムの総仕上げの実行者がゴルバチョフだと考えることも出来る。
そして、ロシアとローマ教皇庁の癒着問題から見て、ローマ教皇が第2の獣(陸からの獣)である「偽預言者」を演じるのではないかと思われるのだ。
教皇が反キリストである「ゴルバチョフ」をメシアと公言して世界統一宗教を樹立し、ゴルバチョフと共に世界支配の一旦を担うのではないだろうか……。
実際、バチカンの枢機卿の3分の2がメーソンで、過去4人の教皇が暗殺されたといわれており、教皇庁は既にメーソンに乗っ取られていると言われている。
そして1989年12月、メーソン発祥の地と言われる地中海のマルタ島で、ブッシュとゴルバチョフの米ソ両首脳会談が行われ、その直前にゴルバチョフがバチカンを訪問し、教皇と会談を行って世界中が騒然となったことがある。
ローマ教皇庁のバックに「ロシア」が付いている……。
そして、ロシアのバックには、世界最強の軍事国家「アメリカ」がついている。
ゴルバチョフは、ローマの軍神(マルス)、即ちローマの宗教「カトリック」を利用して世界の王「反キリスト」としての地位を確立するとは考えられないだろうか。
人々を支配するのは政治と思想教育であり、その為に使われる手段が宗教とイデオロギーの流布である。
復帰したゴルバチョフは教皇庁を利用し、かつてのローマのスケールを凌ぐ世界帝国を樹立するのだろうか。
古代ローマ帝国はキリスト教を抱え込み、東西に分かれて消滅していったが、形が変わっただけである。
ローマ帝国からローマ(バチカン)と、西ローマ(フランク帝国→神聖ローマ帝国→イギリス→アメリカ)と、東ローマ(ビザンチン帝国→ロシア→ソ連→ロシア)である。
そして、ローマを意味するギリシア語「Lateinos」をゲマトリアで数字変換すると、L=30、a=1、t=300、e=5、i=10、n=50、o=70、s=200で、合計「666」となる。
ローマ帝国こそ666であり、その末裔たる米ソとバチカンも当然「666」なのだ。
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