
アイルランドのカトリック聖職者・聖マラキ(1094〜1148年)は、歴代のローマ教皇に関する予言を100%的中させてきたという。
そして、112代目にローマ人ペトロが教皇の座に就き、教皇庁は終わると預言。
現在の教皇ベネディクト16世が111代目なので、次の教皇が最後の教皇となる。
111代目教皇、つまりベネディクト16世が「反キリスト」なのだろうか。
それとも、反キリストを迎え入れる「偽預言者」なのだろうか。
いずれにしても、ローマ教皇庁が瓦解するということは、キリスト教文明の終焉を意味する。
ところで、以前から一部の研究家の間では、ニューエイジがメシアとして崇めているロード・マイトレーヤ(本名:ラーマト・アーマド)が「反キリスト」だと噂されている。
彼はパキスタンで生まれたユダヤ人で、マイトレーヤは「弥勒菩薩」を意味する。
彼はNATO(北大西洋条約機構)のカウンセラーであり、ロシアと西側諸国の政治的仲介者でもある。
そして、アメリカとロシアを繋ぐメーソンの実力者で、ゴルバチョフとも深い繋がりがあり、ゴルバチョフに対しても強い影響力を持っている。
また、ペンタゴン(アメリカ国防総省)にも太いパイプを持ち、出入り自由の身だという。
そして、シリアとレバノンと強い結びきを持ち、PLO(パレスチナ解放機構)とも関係し、アラブを代表して国連の重要会議にも出席。
フリーメーソン発祥の地とされるマルタで、彼が主催した船上会議には、彼とともにブッシュ大統領やゴルバチョフ大統領を始めとする当時の世界10地域の代表者が集結している。
さらに、1990年に彼の主催したロンドン会議には、世界中の王室、宗教指導者、マスコミ幹部など200人が集まり、マイトレーヤはローマ教皇と指導者の地位を争ったという。
そして、各国の宗教団体に対しても大きな影響力を持ち、彼の名前の教会や聖堂を建てている国もある。
日本でも東京本部を中心に、マイトレーヤの霊力をイニシエートする支部が約70ヶ所存在する。
そして、彼をメシアとして崇める集会に突然現れたり、人々の目の前で忽然と消えてしまったりするテレポーテーション現象を世界中で起こしているのだ。
ソロビヨフ予言とマラキ予言を併せて検証すると、マイトレーヤこそが「最後の教皇」の権限を持つ「偽預言者」である可能性が高い。
「ヨハネの黙示録」「ノストラダムス予言」「ソロビヨフ予言」「マラキ予言」を総合的に検証すると、「反キリスト」がゴルバチョフで、「偽預言者」がマイトレーヤだと判断できるが、どうだろう……。