
イスラエル10支族がアルザルに入る前から、UFOでアルザルと地上を出入りしていた種族がいた可能性がある。
その種族は時として、聖書の中で「神」や「天使」と表現されているとしか思えない記述が多い。
そして、彼らが10支族をアルザルに導いたと考えられる。
ノアの大洪水の後、ノアの子孫にヤコブ(別名:イスラエル)が誕生し、ヤコブの子孫をイスラエル人という。
ヤコブから生まれた12人息子の支族が、モーゼに率いられてエジプトを脱出し、40年間も荒れ野を放浪する。
これが有名な『旧約聖書』の「出エジプト記」だが、ここに謎めいた記述がある。
「主は彼らの前に行かれ、昼は雲の柱をもって彼らを導き、夜は火の柱をもって彼らを照らし、昼も夜も彼らを進み行かせられた。
昼は雲の柱が、夜は火の柱が、民の先頭を離れることはなかった」
(第13章21〜22節)
「昼は幕屋の上に雲があり、夜は雲の中に火があった。
彼らの旅路において常にそうであった」
(第40章38節)
これらは、葉巻型UFOを描写したものとしか思えない。
UFO現象にアルキメデスの原理を当てはめると、反重力場に捉えられた空気の分子が上昇することによって、機体が積雲に包まれる現象が起こることがある。
これが「昼間は雲の柱」と形容される葉巻型UFOと考えられる。
「夜は火の柱」とは、機体が赤くプラズマ発光しているからである。
ダマスカスのラムセス王子から古代エジプト王セソストリウスに宛てた一連の手紙には、その物体はシェキナと呼ばれる天空から降下した物体だったと明記されている。
シェキナには主が乗っていて、モーゼに杖を授けてこう言った。
「汝、この杖を取り、それを持って信号となせ」
ラムセス王子は、葦の海の奇跡について次のように言及している。
「火の柱が月光のような光を海に投げかけると、たちまち海は激しく荒れ始めるのが見られた。
モーゼの杖の合図で、シェキナが紅海を切り開いて道を造ったのだ。
水は両側に壁となって立ち、氷のように輝き、大理石から切り取ったかのように固く、頂上はするどくとがり太陽光線を受けて光っていた」
モーゼが起こした奇跡の多くも、UFO現象が関与していた可能性が否めない。
この「紅海割れの奇跡」には様々な仮説が立てられているが、葉巻形UFOのプラズマ作用によって引き起こされた現象だと考えられている。
そうすると、プラズマが発生している北極圏で、ヤンセン親子が体験した水のトンネルの話も真実味を帯びてくる。
「主」とは、『旧約聖書』の絶対神「ヤハウェ」だとされている。
だが、ここでいう「主」は、葉巻型UFOの搭乗員のことだと考えたくなる。
もし、1917年に聖書が完成していなかったら、「ファティマの奇跡」も『新約聖書』に編纂されていたことだろう。
ファティマの奇跡を起こしたUFOの搭乗員は、預言の内容から判断して「イスラエル10支族」だったと考えられるが、「出エジプト」記に登場する「雲の柱」「火の柱」と形容されるものが葉巻型UFOだったとすると、いかなる存在が乗っていたのだろうか。
イスラエル人は自分たちを「神の選民」だと主張しているが、「出エジプト記」に登場する「主」なる存在が、イスラエル人のルーツとなる人間、早い話が「生きている先祖」であることを示唆する会話が、第3章4〜10節に記されている。
「主は声をかけられ、『モーゼよ、モーゼよ』と言われた。
彼が 「はい」 と答えると主が言われた。
『私はエジプトにいる “私の民” の苦しみをつぶさに見……(中略)……わが民イスラエルの人々をエジプトから連れ出すのだ』」
ちなみに、元参議院議員で作家としても有名な森田たま氏も、神奈川県鎌倉市の自宅付近で、後方から白煙を噴射して、機体がオレンジ色に光る巨体な葉巻形UFOを目撃して撮影に成功しているが、アダムスキーが撮影したという葉巻形のマザーシップと酷似している。
アダムスキーがインチキだったことは今では常識だが、彼が実際にUFOと遭遇した経験がある可能性は高い。
尚、森田氏が目撃した葉巻形UFOは、数時間後に東京の世田谷区でも目撃されている。