
今から約1万2千年前、アトランティスとムーという2つの高度文明を誇る大陸が一夜にして水没したという伝説がある。
聖書を詳細に検証した学者によると、アダムの時代は約6000年前、その前は天地創造の創世記で、それ以前に文明が存在した記録はない。
アダムの時代が本当に6000年前で、アトランティスの沈没が本当に1万2000年前だとすると、アダムより6000年も昔の話になる。
哲学者プラトンは、アトランティスについて詳細な記述を残しているが、もし、そういう文明があったと仮定しても、1万2000年も前のことなど調査不可能といっても過言ではない。
よく、何万年前とか何億年前の地層から化石が発見されたという科学的な説明があるが、近年、年代測定法の虚構が指摘されており、当てにならないと考えたほうがいい。
聖書によると、神の1日は人間の1000年だという。
そして神は、6日目にアダムを創られた。
ということは、地球が誕生したのは46億年も昔ではなく、約1万2000年〜1万1000年前ということになる。
恐らく、アトランティスやムーといわれる大陸の水没は、もっと最近の出来事だったのではないか。
つまり、「ノアの大洪水」で水没したと考えるのが自然だ。
アダムの10代目の子孫「ノア」が大洪水の預言を受け、箱舟を造船したとされる。
そして予言されていた大洪水が起こり、箱舟はアララト山の頂に止まった。
これは聖書の記述通り、トルコのアララト山系で巨大な箱舟地形が発見されている。
そして、ノアを始祖とする現在の人類史が始まったとされている。
ところでこの「ノアの箱舟」だが、聖書の記述通り、全長約135メートル、衛星からスキャンした写真によると、内部構造も聖書の記述通り3階建てで細かく部屋が仕切られており、まるで大型客船である。
そして、「ゾハル」という謎の光源についての記述があり、人工プラズマを彷彿させる。
とすると、ノアの箱舟もプラズマ原理で飛行するUFOだった可能性がある。
世界中を水没させた大洪水である以上、頑丈な船でも荒波にもまれて木っ端微塵になる。
重りで安全な海底に船を沈ませて、大洪水が治まってから重りを船底から捨てて浮上させたという説もあるが、大型船に多数の動物を乗せているだけでも相当な重さがあり、一体どれだけの重りを積めば巨船が沈むのか。
またその重りを捨てるのも並大抵ではないはずだ。
というよりも、海底に沈んだ船でそのような作業はまず不可能であり、そもそも泥海に沈んだ船が高山の上に浮上するとは考えにくい。
聖書には「箱舟は地から高く上がった」とある。
箱舟の形状は両端が尖った形をしており、宇宙戦艦ヤマトを思わせる。
大洪水前の時代、つまりアトランティスやムーの時代に、既にUFOがあったのではないだろうか。
霊能者の知花敏彦氏によると、ノアの箱舟は今でいうUFOのことだという。
ノアの大洪水以前、大西洋にアトランティス大陸、太平洋にムー大陸があったとされているが、どうやら大洪水前の地球は、1つの超大陸パンゲアのみが存在していたらしいことが明らかになりつつある。
恐らく、アトランティスやムーというのは、それぞれ別の島ではなく、超大陸パンゲアに存在した都市の名前だと考えられる。
また、ノアの大洪水で助かった人間は、ノアの家族8人だけだとされているが、大洪水前に地球内部に移動した人たちもいた可能性がある。
バード少将は、アルザルでアジア人風の人間(イスラエル10支族)以外に、マンモスやサーベルタイガーといった古代絶滅生物、更に、樹木ほどの高さの巨人やピラミッドを目撃している。
聖書にも「ネフィリム」という巨人族の記録が残されており、実際に身長8メートル程の巨人の化石も発見されている。
そして、世界各地のピラミッドなど多くの巨石文明は、ノアの大洪水以前の産物だとされている。
ポールシフト(地軸移動)は、ノアの大洪水の直前から紀元前688年までの間に最低5回起きていることを確認したという学説がある。
そして、約4500年前(紀元前2344年頃)、木星の超巨大火山クロノスが大爆発を起こし、灼熱プラズマの巨大彗星が誕生し、やがて地球に接近してポールシフトを引き起こし、月に亀裂が入って月内部の熱水が地上に降り注いだのが、ノアの大洪水の真相だという説もある。
年代はともかく、このノアの大洪水直前のポールシフトが原因で、アトランティスやムーの人類や巨人族、動植物などが地球内部の亜空間世界に移動してしまった可能性は否めない。
ポールシフトとは地軸の移動のことで、熱帯地方が瞬時に寒冷地方になったり、寒冷地方が瞬時に熱帯地方になったりする現象である。
例えば、熱帯地方の動物であるマンモスがシベリアで氷漬けになっているのが良い例で、立ったまま氷漬けになり、胃から未消化の植物が発見されている。
これが意味することは、徐々に気候が寒くなったのではなく、急激な気温低下で瞬間冷凍されたということだ。
このポールシフトで、極点に移動した地域の人々や動植物が、そのまま地球内部世界に入ってしまったとは考えられないだろうか。
そして、ノアは天啓を受けて、あらかじめUFOを造船して避難し、第2のアダムとして地上世界再生の使命を持って、家族や動物たちと共に地上に再臨したとは考えられないだろうか。
それを裏付けるかのようなチャネリング情報が存在する。
世間には低レベルなチャネリング情報が氾濫しているが、信憑性の高いチャネリング情報の1つを紹介しよう。
意識物理学者の半田広宣氏が、1989年11月11日から突然始まった冥王星の「オコツト」と名乗る知的生命体とのコンタクトをまとめた著書
『2013:人類が神を見る日(徳間書店)』 から抜粋する。
オコツト「あなたがたがムーやアトランティスと呼ぶ超古代の文明は、前次元においてシリウスの関与により生まれた変換人の文明である」
半田氏は以下のように述べている。
「普通、宇宙人というと、僕らは太陽系外の別の星系からやってきた知的生命体のように考えてしまうよね。
でも、そんな宇宙人なんてこの大宇宙にはどうやら存在していないものと考えた方がいいかもしれない。
そういうイマジネーションを働かせている間は、おそらく本当の宇宙人には決して遭遇できないと思うな。
彼らはおそらく、この宇宙ではなく、上次元の世界に存在しているんだ」
「伝説の中では地球の内部という言い方をされてるかもしれないけど、シャンバラってのはおそらく反転した地球のことを意味してるんじゃないかな。
僕らが地球の内部と呼んでいる空間が外部側に引っ繰り返って、外部側が内部になっている………。
地底王国というのは、一種の比喩だ。
そこには、僕らの意識の裏側で働いている意識体のようなものが存在している………。
そして彼らの居住する場所はあの銀河世界でもあるんだ。
……僕らが銀河系と呼んでいる世界は、実は反転した地球の中心部なんだ。
ピラミッドを作った連中はそこにいるんだよ。
だから、その意味では宇宙人とも言えるってわけ……」
やはり、ノアの大洪水以前にもアルザルに移住した人々がいると考えて良さそうだ。
さて、『旧約聖書』によると7月17日(旧暦6月7日)は、ノアの箱舟がアララト山に漂着した日で、人類の救いの日であり、イスラエルではシオン祭りが行なわれるが、同日、京都では祇園祭りが行なわれる。
山鉾(ほこ)はノアの箱舟であり、人の洪水の中を進んでいく。
そして、山鉾を引く時に、メガホンを持った人たちが大声で「エィサ」「イッサ」と叫ぶが、「イッサ」とは「イエス(キリスト)」のことである。
詳細は順を追って説明していくが、祇園の八坂神社には「スサノオ」が祀られているが、スサノオも「キリスト」である。
また、天皇家を裏で支える加茂氏は、イエスの12使徒の中の祭司を行う「レビ族」の末裔で、京都に根付いている。
イスラエルの首都「エルサレム」は「神の平安」を意味し、それは「平安京」と同義語である。
このあたりの事情も別の機会に説明するが、救いの日である「7月17日」は、私が予想している「キリスト軍の降臨の日=2012年7月17日〜22日」と一致する。
私の考えでは、現在の歴史の最後の年「2012年の祇園祭」に、現代版ノアの箱舟(葉巻形母船とデルタUFO)が一斉大挙して、キリスト軍(エイリアン=アルザル人=イスラエル10支族)が地上に帰還するのである。