フリーメーソン陰謀史観者によると、ヨーロッパの10人の黒い王は世界支配を目論み、その計画を進めているという。
それが事実だとしても、「ヨハネの黙示録」で予言されている通り、10人の王ですら反キリストの支配下となる。
シークレット・ガバメントの計画は、まずＮＹ株を大暴落させて世界中の富を根こそぎ持ち逃げし、一気に世界大恐慌を起こすと噂されている。
そして世界を疲労させ、第３次世界大戦を起こさなければならない状態に導き、更に戦力で世界を疲労させた上に軍産複合体が暴利を貪る。
最終的にロシアをヨーロッパに攻め込ませ、ヨーロッパにアメリカ服従の誓いを立てさせた後、正義の警察国家として立ち上がり、アメリカ主導の世界政府を樹立する。
このシナリオは、大筋に於いて間違いではなさそうである。
「イスラエルの２支族と10支族が再び統合し、救世主ダビデ王が再来する」
これが『旧約聖書』の究極予言である。
しかし、イスラエル共和国が建国して集まってきたのは２支族だけで、10支族は帰ってこなかった。
慌てたのは２支族のユダヤ人である。
10支族が帰ってこなければ、待望のメシアが現れないからだ。
日本人には理解し難いが、彼らは聖書抜きには政治も生活も成り立たない。
また、ハルマゲドンが起こらなければメシアは現れない。
彼らユダヤ人にとって、聖書の予言は絶対であり、自らの手でハルマゲドンを起こそうとする。
しかし、普通に考えて、ハルマゲドンが起きたところで、実際にメシアが現れて無条件で救済してくれるとは考えられない。
聖書の予言に基づいて、イスラエルを建国したのは「シークレット・ガバメント」である。
そして第３次世界大戦を起こし、ソロモンの神殿を再建し、偽メシアである「反キリスト」を登場させる。
ユダヤ人にとって、ユダヤ人こそ神の選民であり、他民族のメシアを絶対に認めないだろう。
メシアは、あくまでも「ダビデ王の血統」でなければならないからだ。
シークレット・ガバメントの中に血統的ユダヤ人政治家がいれば、それが救世主（反キリスト）として踊り出てくる可能性があるが、聖書によると反キリストは、バプテスマ（洗礼）を受けていないことが後に発覚するという。
大統領は、ロックフェラーが設立した外交問題評議会から選出され、選挙の投票など関係なく決定されるらしい。
シークレット・ガバメントの人間ではなくても、シークレット・ガバメントに忠実な飼い犬なら、それをメシア（反キリスト）として表舞台に駆り出しても良い。
超心理国際経済研究会会長の広瀬謙次郎氏は、著書『甦るヤマト超文明の秘密』の中で、ゴルバチョフの開けたパンドラの箱についてこのように述べている。
「今日、全世界の各所で紛争、内乱が続いているが、ソ連の崩壊と関係のないものは、どれ一つとしてない。
それほどゴルバチョフの投げかけたものは大きい。
ソ連の崩壊・消滅そして共産党の解体・消滅は、世界的に、いや宇宙史上にも稀有の事件であり、その影響、後遺症は、2000年前後、ことによると2050年頃まで尾を引き、さまざまの副作用をもたらすだろう」
これを裏で糸を引いていたのが、シークレット・ガバメントである。
この世界の諸問題を、ゴルバチョフ本人に解決させれば、ゴルバチョフは世界のメシアとして支持されるだろう。
ゴルバチョフはオーストリア生まれのユダヤ人であり、イスラエル民族にも受け入れられるだろう。
その為なら、シークレット・ガバメントは協力を惜しまないはずだ。
というより、そういうシナリオが昔から出来ている可能性がある。
国際政治評論家の中丸薫氏も、ロシアの復権と第３次世界大戦を警告する１人である。
ロシアはフリーメーソン国家で、双頭の鷲を国璽としている。
ドミトリー・メドヴェージェフ大統領が「反キリスト」なのだろうか。
ロシアの大統領の任期は４年で、規定により連続２期までしか務められない為、プーチンが引退してメドヴェージェフが引き継いだ。
国際関係学に詳しい私の弟によると、メドヴェージェフはプーチンの後輩で、実権を握っているのは今でもプーチンだという。
プーチンはＫＧＢ出身である。
証拠は掴めないが、プーチンの背後にゴルバチョフがいる可能性が高い。
いずれにせよ、反キリストがロシア大統領であろうとアメリカ大統領であろうと、反キリストに大いなる力と権限を与える龍（ルシファー）がロックフェラーを指し、キッシンジャーの指導力の影響が大きいことは事実である。
