2009年07月21日

イスラム教の原理主義と神秘主義

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断食はどの宗教にも共通する修行法だが、イスラム教では病人や妊婦や幼児などの特例を除いて、ヒジュラ暦(イスラム暦)の9月に1ヶ月間の断食が全信徒に義務付けられており、夜明けから日没まで飲食は一切禁止で、唾を飲み込んでもダメ、喫煙、性交、自慰も許されない。

イスラム教の断食には、次の3つの理由がある。

@空腹に耐えることで、絶対神アッラーへの帰依を高める
A食欲と性交の基本的本能を自制することで、他のあらゆる欲望の制御ができる
B全信徒が同じ時期に断食することで、連帯感や団結力が高まる

ユダヤ教には「十戒」があり、キリスト教には、自尊、貪欲、色欲、怒り、大食、嫉妬、怠惰の「7つの大罪」がある。
それに対してイスラム教では、偶像崇拝、殺人、私通の偽証、孤児の誘拐、高利貸し、聖戦からの脱走、両親に対する不服従が「7つの大罪」となっている。
偶像崇拝の禁止は一神教に共通するが、イスラム教の「7つの大罪」は、「モーゼの十戒」と共通点が多い。
だが、孤児でなければ誘拐は許されるのだろうか。
また、イスラム諸国では殺人は死刑となるが、死刑も殺人である。
更に、イスラム教の教典「コーラン」には「多神教徒どもを見つけ次第殺せ」とあり、この場合の殺人は罪にならない。
ユダヤ教同様、イスラム教も豚肉を禁止しているが、酒も禁じられている。
しかし、死後の天国では酒は飲み放題だという。
また、銀行は良いが高利貸しはダメで、それ故、ユダヤ人は金融業を独占して世界経済を支配するまでに成長した。
イスラム教の究極の目標は、全世界をイスラム化することにあり、戦争は彼らにとっては文字通り、ジハード(聖戦)なのだ。
つまり、ユダヤ教とキリスト教と同様、イスラム教にも世界帝国建設の野望があるのだ。
そして、男子は五体健全であればジハードに加わる義務があり、ジハードでの戦死者は殉教者と見なされ、どんな悪事を働いた者でも神の赦しを受けて、必ず天国に行けるとされており、彼らにとって戦死は最高の名誉であり、恐怖というものがない。

イスラム教には「スーフィー」と呼ばれる神秘主義がある。
このスーフィーこそ、イシュマエルが継承したカッバーラがアラブ人に伝承されてきたものだろう。
つまり、ユダヤ教・キリスト教・イスラム教は、それぞれが世界支配の野望を持って敵対する「フリーメーソン」といえるのだ。
スーフィーには、「神への愛」「神との合一」「神の神秘的知識」という三大事がある。
「神への愛」は神との合一に繋がり、神との合一は「神の神秘的知識」をもたらす為、これらは三位一体であり、要は「神人合一」がイスラム密教の核心といえる。
スーフィーは、精神を神に向けて集中し、「神は偉大なり」「神に栄光あれ」という言葉や呪文を唱えることで、神との一体感を高める。
また、大麻を吸って音楽を奏で、神秘的な歌を合唱して、舞踏して忘我を追求して神人合一を図る方法もある。
前者はどの宗教にも共通するが、後者は古代宗教や土着民族の儀式に似ている。
いずれも、トランス(催眠)状態に入る方法であり、善悪は別として、後者は現代の若者の間で急速に広まってきている。

posted by 夢蛇鬼-mujaki- at 23:43| Comment(0) | マホメットとイスラム教の謎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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