「全世界を併合し、これらを踏みつけて打ち砕く。
十の角はこの国から起こる十人の王である。
その後にまた一人の王が起こる」
(「ダニエル書」7章23〜25節)
これは黙示録の「海からの獣」に符合し、ヨーロッパからアメリカが誕生したことで実現した。
或いは、欧米に生み出されたイスラエルを指す。
そして、「後に2つの角が失われる」と予言されている。
これは、アメリカに逆らう「フランス」と、もう1つの国がアメリカに潰されると考えられる。
或いは、中東を侵略するヨーロッパ2ヶ国にイスラエルが反撃する。
「反キリストはヨーロッパで誕生し、連合軍をイスラエルに侵攻させてハルマゲドンに突入する」というのが多くの研究家の見解だが、私はエゼキエル書に見る「ロシアのイスラエル侵攻説」に注目する。
少し長くなるが、重要な部分を紹介しよう。
「主なる神はこう言われる。
メセクとトバルの大君であるゴグよ、見よ、わたしはあなたの敵となる。
終わりの年にあなたは戦いから回復された地、すなわち多くの民の中から、人々が集められた地に向かい、久しく荒れすたれたイスラエルの山々に向かって進む。
その人々は国々から導き出されて、みな安らかに住んでいる。
あなたはその全ての軍隊および多くの民を率いて上がり、暴風のように進み、雲のように地を覆う……
それ故、人の子よ、ゴグに預言して言え。
……わが民イスラエルの安らかに住むその日にあなたは立ち上がり、北の果てのあなたの所から来る。
あなたはわが民イスラエルに攻めのぼり、雲のように地を覆う。
ゴグよ、終わりの日にわたしはあなたを、わが国に攻め来たらせ、あなたを通して、私の聖なることを諸国民の目の前に現して、彼らに私を知らせる。
海の魚、空の鳥、野の獣、全ての地に這うもの、地の表にある全ての人は、わが前に打ち震える。
また山々は崩れ、崖は落ち、全ての石垣は地に倒れる。
……わたしは疫病と流血とを持って彼を裁く。
わたしは漲る雨と、雹と、火と、硫黄とを彼とその軍隊および彼と共におる民の上に降らせる。
……あなたとあなたの全ての軍隊およびあなたと共にいる民たちは、イスラエルの山々に倒れる。
……わたしはゴグと、海沿いの国々に安らかに住む者に対して火を送り、わたしが主であることを知らせる」
「北の果て」から来てイスラエルに「雲のように地を覆う」とは、アルザルからUFOの大船団が大挙する情景に思えるし、例の「ユーフラテス川の向こうから来る2億の軍隊」の描写とソックリだ。
だが、何かが違う、全然違う……。
ゴグは、主(ヤハウェ)の敵だという。
すなわち、イエス・キリストの敵「反キリスト」である。
古代地名図を見ると、北の果てである現在のロシアに、ゴグ王が住む 「マゴグ」がある。
つまり、「ロシア軍=反キリスト」という等式が成り立つ。
これは「終わりの年」と示されている以上、過去に起きた出来事ではない。
そして、「戦いから回復された地イスラエル」とある。
「第3次世界大戦後、ロシアがイスラエルに侵攻する」と読めるのだ。
シークレット・ガバメントに忠実なロシアが、何故、イスラエルに侵攻するのかは、別の機会に述べる。
また、ロシアと同時に、中国軍の遠征も有り得る。
サタンの国アメリカが建国した「イスラエル共和国」もまた、サタンの国である。
適切にに言えば、イスラエルはサタンが生んだ「反キリストの国」と呼ぶことができる。
アメリカの裏の顔は「サタニズム国家」だが、表の顔は「キリスト教国家」である。
しかし、イスラエルは違う。
イスラエルの国教はユダヤ教であり、『タムルード』を聖典として奉じ、それが国家指針となっている。
そうすると、反キリストはイスラエルから現れる可能性もある。
反キリストはソロモンの神殿に君臨するのだから、イスラエル人と考えるのが自然かも知れない。
だが、ロシアが中東を植民地化すれば、イスラエル人である必要はない。
一般的に、反キリストは「世界最高の権力を握るカリスマ独裁者」と解釈されているが、大統領と同じく、シークレット・ガバメントに教育されて送り出される「表の権力者」だろう。
何故なら、反キリストに力と位と大いなる権威を与えるサタンこそ、アメリカ(シークレット・ガバメント)だからだ。
そして、反キリストがアメリカ人とは限らない。
常識的に考えられないが、暗殺されたラビン・イスラエル前首相が(実は生きていて、またはクローンが製造されていて)、再び公の前に姿を現すという演出が今後絶対にないとは言い切れない。
が、それはSFの世界として、キリスト教を「死の樹」に当てはめると「反キリスト」である。
ということは、反キリストは「キリスト教徒」である可能性がある。
イエスはユダヤ人に処刑されたユダヤ人だったが、ヒトラーもユダヤ人を殺害したユダヤ人、ゴルバチョフもユダヤ人クリスチャンである。
そして、オバマも「クリスチャン」としての顔を前面に出している。
彼はプロテスタント信者だが、キリスト教最大規模を誇る「カトリック」に敵対する「反キリスト」と受け取ることも出来なくはない。
既に述べてきた通り、恐らく最後のローマ教皇が黙示録の「偽預言者」となるが、ゴルバチョフは自分がクリスチャンだったことをヨハネ・パウロ2世に打ち明け、両者は密接な繋がりを持っていた。
そして、ゴルビーは次のように語っている。
「IT業界はローマ法王故ヨハネ・パウロ2世に習い、テクノロジーが人々を貧困から救済し、資源と労働を節約し、よりよい方法で世界を発展させる鍵になることを理解する立場に立てる」
「ヨハネの黙示録」には次のように記されている。
「わたしはまた、一匹の獣が海から上って来るのを見た。
それには角が十本、頭が七つあり……
龍は自分の力と位と大いなる権威とを、この獣に与えた……
その頭の一つが、死ぬほどの傷を受けたが、その致命的な傷も治ってしまった…
この獣には、また、大言を吐き汚しごとを語る口が与えられ、四十二か月のあいだ活動する権威が与えられた」
角が王であるなら、頭は国だという解釈ができる。
だとすると、「頭の一つが死ぬほどの傷を受けたが治った」というのは、国家の崩壊と再生という意味に受け取れる。
11番目の角であるアメリカは、10の角をも従える。
そして、7つの国はヨーロッパに限定する理由はなく、666の牙城「古代ローマ帝国」を指すという見方ができる。
そうすると、ローマ帝国の末裔の1つであるロシアが、「致命的な傷を受けた頭」だという解釈が出来る。
つまり、「旧ソ連の共産主義の崩壊と復活」が予言されていると考えられるのだ。
それは同時に、ゴルバチョフの失脚と復活をも意味する。
ゴルバチョフは、サタンであるアメリカに、世界政府の拠点となるイスラエルの支配権を与えられるのだろうか。
軍神マルスの黒幕は、軍産複合体である「シークレット・ガバメント」である。
ノストラダムスの預言通り、1999年より前に「平和の名のもとに」ゴルバチョフが支配に乗り出した。
その後の失脚は恐らく、「ヨハネの黙示録」に基づく、シークレット・ガバメントの指導による意図的な演出である。
シークレット・ガバメントは、ロシアの中枢権力に温存する共産主義を世界支配に利用するのだ。
第3次世界大戦で、中東を乗っ取りにかかるEUを排除し、平和宣言と景気回復宣言でメシアとして迎え入れられるゴルバチョフが、イスラエルを支配に乗り出す。
まさに、ヒトラーのパターンと同じである。
そしてシークレット・ガバメントは、ヒトラーを利用して建国したイスラエルを世界政府の拠点とし、平和主義の共産党ユダヤ人であるゴルバチョフをメシア(反キリスト)として迎え入れる。
そこで、ユダヤ人及びクリスチャンのホロコーストが開始され、ロシア軍がイスラエルに侵攻して「第4次世界大戦」が始まる可能性がある。
だがその時、2億の軍隊(イスラエル10支族のキリスト軍)と、彗星 「ケツァルコアトル」が現れる。
「わたしは漲る雨と、雹と、火と、硫黄とを彼とその軍隊および彼と共におる民の上に降らせる。
……あなたとあなたの全ての軍隊およびあなたと共にいる民たちは、イスラエルの山々に倒れる」
この「エゼキエル書」の予言のように、反キリスト軍は彗星「ケツァルコアトル」によって壊滅するのかも知れない。
ハルマゲドンについて、『日月神示』には次のように説明されている。
「びっくりばこいよいよとなりたぞ。
春マケ、夏マケ、秋マケ、冬マケてハルマゲドンとなるのざぞ。
早う改心せんとハルマゲドンの大峠こせんことになるぞ。
大峠となりたらどんな人間もアフンとしてもの云へんことになるのざぞ。
なんとした取り違いでありたかとじだんだふんでも、其時では間に合わんのざぞ。
逆様にかへると申してあろか、大洗濯ざぞ、大掃除ざぞ。
天の異変気付けと、くどう申してあろがな」
やはりハルマゲドン(アルマゲドン)は、彗星の異常接近による地球大変動のようだ。
次に、「ノストラダムス」と「イエス・キリスト」について見ていくことにしよう。

