2009年07月24日

胡散臭い聖母マリアの正体

黒い聖母.jpg

世の中には「チャネラー」や「コンタクティー」と呼ばれる或る種の霊能者が数多く存在し、「聖母マリア」や「イエス・キリスト」、「ミカエル」や「ガブリエル」といった天使から啓示を受けていると主張し、あたかも聖書の預言者のような役割を振舞っている。
その内容は、「フリーメーソンの陰謀」の暴露を始め、天変地異や戦争による終末危機の警告、そして「十戒を守りなさい」「ロザリオを唱えなさい」という類のものも多くある。
しかし、これには不審な点が多く見受けられる。
まず、マリアとイエスをはじめ、原始キリスト教徒(エルサレム教団)はユダヤ人である。
原始キリスト教は白人の宗教ではないが、聖母マリアやイエスのチャネラーに選ばれる人々は、何故か白人のクリスチャンが多く、出現する聖母やイエス(の霊)も白人の姿で、バリバリのキリスト教の姿で、コテコテのキリスト教を説いている。

そもそもキリスト教は、イエスと無関係だと言っても過言ではない。
『新約聖書』は基本的に、イエスの教えを使徒たちが記録したものだが、その中の「使徒行伝」はキリスト教成立初期に記されたもので、特にペトロとパウロの活動について描かれている。
イエスの使徒ペテロは、イエスの裁判の時に「イエスを知らない」と言って自分の命を守った男だが、イエスの処刑後から熱心に布教を始めた。
そして、ローマの司教を33年間勤めて殉教によって最期を遂げ、ペトロの座を継承するローマの司教が全教会の首長、即ち、カトリックの総本山「ローマ教皇庁」の教皇としての地位を確立していった。
一方、パウロは「イエスの使徒」を自称するが、「イエスの12使徒」ではなく、イエスの「死後の弟子」である。
死後の弟子とはどういう事かと言うと、パウロはもともと熱心なユダヤ教徒で、キリスト教徒を迫害していた人物だが、旅行中に「死後復活したイエス」に出会ったという。
そしてキリスト教に改宗し、キリスト教の布教に生涯をかけ、『新約聖書』とキリスト教の成立に大きな役割を果たした。
そして、エルサレム教会とユダヤ人キリスト教徒のコミュニティーが、異邦人(非ユダヤ人)の間に広がっていったのだ。

イエスは、12使徒に次のように告げている。

「異邦人の道に行ってはならない。
サマリア人のいかような都にも入ってはならない。
むしろ、イスラエルの家の失われた羊のもとへ行きなさい」


「イスラエルの家の失われた羊」とは、失われたイスラエル10支族を指す。
サマリアは10支族が失われる前の「北イスラエル王朝」の首都だが、当時のサマリアにはアッシリアからの移民が大勢いた。
このイエスの言葉の真意が理解できるだろうか。
つまり、イエスを裏切った「ペトロ」と、イエスの死後の弟子を自称する「パウロ」によって白人社会に広まり、政治権力に利用されてきたのが「キリスト教」なのだ。
イエスの真の後継者は、イスラエル10支族のもとへ行った使徒たちであり、原始キリスト教(エルサレム教団)が直接的に今日のキリスト教に発展した訳ではないのである。
イエスが説いた原始キリスト教と、現在のキリスト教は全く異なるものなのだ。
ロザリオも、原始キリスト教とは関係ない。
また、モーゼがヤハウェから授かった「十戒」も象徴と捉えるべきで、十戒をストレートに解釈するのはナンセンスである。

「神界に戒律なし、戒律ある宗教は滅びる、マコトの宗教には戒律ないぞ」
(日月神示)

従って、イエスが批判した「ユダヤ教パリサイ派」が重視する、非道な戒律だらけの『タムルード』は幽界の産物と呼ぶに相応しい。
イエスはユダヤ教の奥義を説いたのであり、言わば「ユダヤ教イエス派」と呼ぶべきで、イエスもマリアも12使徒もユダヤ教徒だったのだ。
ましてや、偶像崇拝を禁止するユダヤ教で、カトリックのような「聖母信仰」など許されない。
それ以前に、イエスが説いたカッバーラの奥義は極秘伝承で、異邦人への伝道も禁止されていた。
先の「異邦人の道に行ってはならない」というのも、その為である。
ユダヤ教はイスラエル民族のみの宗教であり、絶対神ヤハウェはイスラエル民族を「我が民」と呼び、イスラエル民族を「選民」としている。
このように言うと、ユダヤ教の神は人類を平等に扱わない、単なるユダヤの民族神だと考える人も多いと思うが、それは民族としての使命があるからなのだ。
やがて、「イスラエル10支族」と「エルサレム教団」が古代日本に渡来して日本国家を成立するが、その日本で降ろされた啓示が『日月神示』で、やはり日本人は「神の臣民」と示されている。

従って、ローマ教皇は原始キリスト教の正統継承者ではなく、そこから派生したプロテスタントなどの諸派も、イエスとは無関係である。
研究家によっては、ローマ教皇自体が、本当に使徒ペトロの座を継承したものかさえ疑わしいという。
全てとは断言しないが、少なくとも、多くのチャネラーが語る「聖母マリア」や「イエス」は本物ではなく、聖書の登場人物とも関係ない。
まず、今までの予言が殆んど外れているし、啓示の内容も低レベルで胡散臭い話も多く、フリーメーソンの陰謀についても、世間に流出しているような内容ばかりである。
また、『聖書』や『日月神示』などを見れば分かるように、絶対神や高級霊からの啓示は象徴的で難解だが、現代のチャネラーが伝える聖母やイエスの言葉はストレート過ぎる。

「目に見える所からの通信は高度のものほど肉体には感応が弱くなり、暗示的となるものぞ」
(日月神示)

それ故、「聖母の正体はサタンだ」と断言する人もいる。
チャネラー自身も、「サタンが化身した偽聖母が出現する時もある」と言っている。
そして、彼らチャネラー自身が「チャネリングはサタンとの交信で、チャネリングなどのニューエイジ・ムーブメントのノウハウを作り上げたのは、反キリストであるロード・マイトレーヤだ」と言っている。

『日月神示』でも、次のように注意されている。

「われは天照大神なり、などと名乗る霊にロクなものないぞ、大言壮語する人民はマユツバもの」

「高ぶったり、威張ったり、命令したり、断言したり、高度の神名を名乗ったりするものは必ず下級霊であるぞ。
インチキ霊であるぞ、インチキ霊にかかるなよ」

「或る種の霊は、自分自身は高度な神界に住んでいると誤信しているものもあるが、こうした霊が感応した場合は自信を以って断言する場合が多い。
人間が知らぬ世界のことを、自信を以って強く告げられると、多くのサニワは参って了ふぞ」

「幽界の霊であっても高度のものともなれば、神界の高級神霊と区別することが六ケ敷(むつかし)いぞ」


或いは、森田健氏が体外離脱で行った世界で出会った、愛を説いて愛を食べる(人間の愛のエネルギーを吸収する)霊的生命体や指導症候群なのかも知れない。
また、それらの幻視は、影の政府のマインドコントロールを受けて錯覚させられ、人類が抱く危機感の増大を助長していると指摘する人もいる。
実際に、脳に極小のマイクロチップをインプラントすることにより、幻覚や幻聴、人心操作をする技術は想像以上に進んでいる。
アメリカを中心に、エイリアンにアブダクション(誘拐されて人体実験)されたと主張する人は少なくなく、実際に身体の各所からマイクロチップが摘出された事件が多数報告されている。
が、エイリアンに人体実験をされたようにマインドコントロールされているだけで、実はアメリカ軍の仕業ということが判明している。
このように、チップを埋め込んだ人たちに、遠隔操作で音声信号を乗せたマイクロ波を照射すれば、埋め込まれたチップが受信し、聖母マリアなどと交信している幻覚や幻聴を起こす事が考えられる。
更に、インプラント技術を使用しなくても、広域に電磁波を継続的に照射して大衆をマインド・コントロールする技術も既に完成しており、ロサンゼルス暴動もその実験から1ヵ月後に起きたという。
また、人工衛星と連動した音響効果のあるホログラム・システムが完成しており、空中や地上を問わず、世界中どこでも3D動画を投影する事が可能で、湾岸戦争などでも効果が実証されているが、最新の技術では、大衆や特定の個人の脳に直接幻影を生み出すことも可能だという。

「ファティマの奇跡」は、本によって誇張や脚色があり、正確なことは分からないが、群衆の上空に現れた太陽のような物体がジグザグに急降下したことや、エンゼルヘア現象から判断して、明らかにUFO現象であり、現代のチャネラーたちが交信している「聖母マリア」とは無関係である。
また、ファティマの聖母らしき貴婦人は、自分が「聖母」だとは名乗っていない。
が、白人女性の姿で出現したという。
しかし、それは実体ではない。
数十万人の群衆の中で貴婦人の姿を見ることが出来たのは、メッセージを受けたルチアだけだった。
貴婦人は、強烈な光の爆発と共に現れ、出現中は低い振動音が聞こえ、会話が終わると爆発音と共に雲のようなものが上がったというから、霊的生命体ではないだろう。
すると、ルチアにしか見えなかった貴婦人の正体は、何らかの技術によって、ルチアだけに幻覚や幻聴を見せる仕掛けが施されたのだろうか。
この時代、世界のどの国も、UFOやホログラム技術、マインド・コントロール技術は開発していない。
「ファティマの奇跡」は、アルザル人の演出だったと考えて間違いないだろう。
何故、ファティマの地に白人女性の姿で現れたのかは、UFOの搭乗者に聞かないと真相は分からないが……。

現在、チャネリングブームで、霊能者的な人が数多く現れてきているが、聖書には次のように警告されている。

「偽メシアたち、または、偽預言者たちが現われ、しるしや不思議なことを行って、できれば、選ばれた人を迷わそうとするであろう」
(「マルコによる福音書」第13章22節)

『日月神示』にも同様の記述がある。

「夜明け前になると霊がかりがウヨウヨ、勝手放題にまぜくり返すなれど、それもしばらくの狂言」

「世界中が霊かかりとなると申してあるのは今のことであるぞ、かかりてゐる世界自身わからなくなっているぞ」


いずれも、終末における様相を示したものであり、「夜明け前」とは「世開け前」のことで、ミロクの世(至福千年王国)に至る前の暗黒の終末時代(現在及び近未来)を指している。
そして、こう警告されている。

「幽界霊も時により正しく善なることを申すなれど、それは只申すだけであるぞ。
悪人が口先だけで善を語るようなものであるぞ。
よいことを語ったとて直ちに善神と思ってはならん。
よい言葉ならば、たとへ悪神が語ってもよいではないかと申すものもあるなれど、それは理屈ぢゃ。
甘ければサッカリンでもよいではないかと申すことぞ」


チャネリング情報は、細心の注意を払って扱わなければならない理由がよく分かるだろう。

posted by 夢蛇鬼-mujaki- at 05:00| Comment(0) | キリストだったノストラダムスの謎 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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