「日ユ同祖論」を最初に提唱したのは、明治初期に来日したスコットランド人・マクレオドである。
マクレオドは『旧約聖書』に精通し、古代イスラエル民族と日本の文化の共通性に気付き、独自の調査の結果、「失われたイスラエル10支族」が古代日本に渡来していたことを突き止めた。
但し、10支族はユダヤ人ではないので、それで「日ユ同祖論」と呼ぶのはおかしい。
それはさて置き、マクレオドは「エゼキエル書」に予言されているユダヤ民族を救済する世界の王「ダビデ」が、日本の天皇家から出ると断言した。
「また、一位の天使を見た。
この天使は生ける神の刻印を持って太陽の昇る方角から昇ってきた」
(「ヨハネの黙示録」第7章)
1952年、ローマ教皇ピウス12世は、ラジオで日本国民に次のようなメッセージを送っている。
「いと慈愛深き我らの救い主は、来たるべき世紀を予言して、東の国の多くの人々が天国の饗宴に座する為、来り参ずるであろうといわれました。
この喜ぶべき予言が、私の愛する日本に実現しますように……」
これらの「太陽の昇る方角」や「東の国」が、日本を指すことは言うまでもない。
出口ナオが伝達した筆先『大本神諭』には、「ヨハネの黙示録」さながらの未来が予言されているが、それに対して王仁三郎は「王仁が出たのはお筆先を合わさぬようにするためである。お筆先が当たってたまるか」と言いつつ、『霊界物語』で同様の地獄未来図を描写している。
だが、最終的に「二つの超大国が世界統一しかけた時、奥に隠れていた別の大国が真に世を治める」と予言し、この別の大国こそ「日本」だと断言している。
2つの超大国とは、1つはアメリカ、もう1つは(今は大国とは呼べないが)ロシア、又はEUであろうか。
キッシンジャーは、「我々は中国がアジア諸国を支配しようとすることは絶対に許さない」と言っているので、中国ではないだろう。
では、王仁三郎のいう大国「日本」とは、我々が住んでいるこの日本のことなのだろうか。
確かに、この日本と天皇家が重要な役割を持ち、西洋文明の崩壊と共に日本が世界の中心になっていくことは、「ノストラダムス」や『日月神示』が予言している通りだ。
王仁三郎によると、「世界は12のブロックに分けられ、救世主が降臨する」という。
シャンバラ伝説(カーラ・チャクラ・タントラ)に見る通り、地球内部天体アルザル(裏の日本)には、カルキ王の影響下に12公国が存在する。
つまり、アルザルで国家を形成している「イスラエル12支族」が地上に帰還後、地上にアルザルと同じ12公国を建国し、その後「イエス・キリスト」が再臨することを示している。
神国日本が世界の雛型であるということは、いずれ世界が日本になることを意味する。
まさにアルザルは、裏の日本(本当の日本)であり、それが地上の世界に顕現するのだ。
聖書には、いつの日かイスラエル10支族が帰ってきて、2支族と合流してイスラエルを再建することが予言されている。
現在のイスラエル共和国は、シークレット・ガバメントが建国し、シークレット・ガバメントが支配する「偽りのイスラエル」である。
また、現在のイスラエルが建国されて集まってきたのは2支族だけであり、失われた10支族は帰ってきていない。
聖書で予言されているイスラエルの再建とは、世界全体が本当のイスラエル(本当の日本)という「ワン・ワールド」になることを意味しているのだ。
大本の教義では「世界の縮図が日本で、日本の縮図が大本」であり、「大本で起きたことは日本に起こり、日本に起きたことは世界に起きる」という拡大移写の思想の基に、立替え立直しの雛型経綸(予型)が行われた。
また、「日本とパレスチナは霊的に繋がっている」と王仁三郎は述べている。
シークレット・ガバメントによるイスラエル建国も、1つの予型になっていると考えることが出来る。
そして、反キリストが支配する世界統一政府が、「イエス・キリストの至福千年王国」の基盤となるのだ。
『日月神示』には、それを示唆する記述がある。
「666のミロクの世が、567のミロク世になる」
簡単にいうと、「反キリストのミロクの世」から「イエス・キリストのミロクの世」になるのだ。
ユダヤ暦では、紀元前3761年10月7日が「紀元元年1月1日」で、この年が天地創造の年だという。
それから6000年後の終末に救世主が現れる為、ユダヤ人はイエスを救世主として認めなかった。
それはそれで間違いではない。
何故なら、『旧約聖書』で予言されている救世主「ダビデの王」は、「再臨のイエス・キリスト」のことだからである。
イエスはダビデ王の子孫である。
そして、天皇家もまた、ダビデ王の末裔だといわれている。
ノストラダムスは、次のように予言している。
「ヨーロッパでは、長く期待してもついに再びあらわれない
それがアジアにあらわれる
大いなるヘルメスから生まれて団結するその国
東洋のすべての国をも超えるだろう」
現在の天皇家にとって、皇祖神「天照大神」は「イエス・キリスト」であり、歴代の天皇陛下は「イエス・キリスト」の預言者である。
「再臨のイエス・キリスト」は、天皇家に現れるのだろうか……。

