「宇宙は実に美しく、見事に調和している。
偶然にこんなものができたはずがないと思う。
何か宇宙をかくのごとくあらしめたある存在、ある力があるにちがいないと思う。
ではそれは何なのかと問われると、答えようがない。定義の下しようがない。
その存在をどう定義しても、その定義は誤りで、定義を下すということ自体が涜神的であるというような存在としかいいようがない」
「あらゆる宗教が神とはいかなる存在で、かつ彼がいかにしてこの世界を作ったかを詳細に語っている。
しかし、宇宙で私が感じたのは、そんなことはどうでもいいじゃないかということだ。
宗教の細かな教義なぞどうでもよい。目の前に宇宙は美しくある。
それだけで充分じゃないか。その美しさにただ堪能せよ。他のものはいらない」
「私としては、各教派はもとより、各宗教の違いにあまり重きを置いていない。
結局、既成宗教は、同じ宗教心の別の表現だと思う。
根にあるものは同じで、表現形態がちがうだけだ」
「特定宗教の教義を信じているわけではない。
自分の外にある特定の教えよりは、自分の経験知と直観知のほうを信じている」
「これは特筆すべきことだと思うんだが、宇宙体験の結果、無神論者になったという人間は一人もいないんだよ」

