2009年08月08日

ジェリー・カーの神秘体験

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「宇宙体験は私の信仰を一層強めてくれた。
正確にいえば、強めたというよりは、広げてくれたというほうがいいかも知れない。
それ以前は私の信仰内容はファンダメンタリストのそれで偏狭だったが、宇宙体験以後は伝統的教義にあまりこだわらないようになった。
はっきりいえば、他の宗教の神も認めるという立場だ。
アラーもブッダも、同じ神を別の目が見たときにつけられた名前に過ぎないと思う」

「それは天から地上を眺めているというような存在ではない。
また、この世に起こるすべてのことを管理しているような存在でもない。
だいたい、この世のすべてを支配している全知全能者がいたら、人間に自由はない。
人間が自由意志を持つ自由な存在であるということと矛盾するような神は存在しないと思う」

「私は神とはパターンであると思っている。
宇宙で私は人間や地球がとるに足りない存在であることを発見したといった。
私が発見したことはそれだけではない。
同時に、宇宙においては万物に秩序があり、すべての事象が調和し、バランスがとれており、つまりそこに一つのパターンが存在するということを発見した。
昔から人間はそういう秩序、調和、バランス、パターンがあるということに気づき、その背後に人格的存在を措定して、それにさまざまの神の名前を与えた。
つまり、存在しているのは、すべてがあるパターンに従って調和しているという一つの現実であり、あらゆる神はこの現実をわかりやすく説明するために案出された名辞にすぎないということだ。
あらゆる宗教の共通項としてあるのが、このパターンの存在だ。
人格神の存在、あるいは人格神のメッセージを伝える預言者の存在は必ずしも宗教の必要条件ではない」

「人間は死んだらどうなるのか。
それはよく考えてはみるのだが、よくわからない。
よくわからないが、死とともにすべてが終わってしまうのだとは思えない。
人間には何か死を超越しているものがあるような気がする。
キリスト教ではそれを魂(ソウル)といい、他の宗教では別の名前で呼んでいる、何らかのそれ的なものがあるという気がする。
個人の意識が死後もそのまま残るということはないと思うが、人間がまだよくわかっていない何かがあると思う。
エネルギー不滅の法則というものがある。
エネルギーは形は変えるが、決して消失するということはない。
人間の生エネルギーも、形を変えて存続する。
生きている間は個々人が個別に持っている生エネルギーの場が、死後は、宇宙全体のエネルギーの場に吸収され一体化するといったことでもあるのではないだろうか」


考え方・捉え方は人それぞれであるが、共通した真理を悟っていることが分かる。
最初のアポロ飛行士ユーリ・ガガーリンは、こう言っている。

「天に神はいなかった。辺りを一生懸命ぐるぐる見まわしてみたがやはり神は見当たらなかった」

先に紹介した、キリスト教の伝道師となったジム・アーウィンは、このように述べている。

「月では、神がすぐそこに臨在していることが実感でき、ふり向けば、すぐそこにいるのではないかと思われるくらい、神は近くにいた」

いずれも、「神=イエス・キリスト」の本質を如実に言い表した表現だと思う。
アポロ飛行士の中でも、究極の至高体験、キリスト教でいう「キリストとの一体化」、道教でいう「天人合一」を体験した人物が存在する。
この2人は「有神論」と「無神論」という、異なる人生を歩むのだが、究極的に両者は「キリスト=宇宙神」との一体化を体験して、宇宙の真理に目覚めたのだ。
少し長くなるが、これからの話で特に重要な部分になるので、次に紹介したい。
posted by 夢蛇鬼-mujaki- at 21:59| Comment(0) | アポロ宇宙飛行士の神秘体験 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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