カテゴリ「神霊の正体とチャネリングの謎」と「アポロ宇宙飛行士の神秘体験」で、神がどのような存在なのか、漠然と把握することが出来たと思う。
では、悪魔とは如何なる存在なのか。
聖書によれば、「サタン」と呼ばれる堕天使ルシファーは、地に落とされ地上を彷徨っている。
つまり、「地上=魔界」という図式となる。
一般的に、幽界の下が地獄だといわれているが、『日月神示』や体外離脱体験者によると、幽界の中に地獄的な世界も存在するが、生前の罰を受ける為の地獄という場所はないという。
更に言えば、高次元から見ると地上は牢獄のような世界だから「地上=地獄」と表現されるようになったのだろう。
幽界は4次元世界だと言われているが、この3次元世界も同時に4次元世界でもある。
つまり、「地上=幽界」と仮定できる。
『日月神示』には、「幽界とは外国の事ぞ」と示されている。
突っ込んだ解釈をすると、地球内世界アルザル(シャンバラ)から見ると地上が外の国であり、幽界ということになる。
また、「悪の大将も光り輝いているのざぞ」と示されており、光の天使ルシファーである「スサノオ」についても、「素戔嗚の大神様、罪穢れ祓いて隠れて御座るのざぞ」と、イエス・キリストと同一視している。
聖書を初めとする世界の神典類には、「神と悪魔の対立」という二元論な表現がされているが、3次元の人間に対して分かりやすく喩えた物語に過ぎない。
恐らく、神と対極的に存在する「魔王サタン」というのは存在しない。
もしいるとすれば、それは神の善なる一面の反面である。
『日月神示』でも、あたかも神に対抗する悪神がいるように書かれているが、これも比喩である。
ルシファーが生み出したこの世の悪を、イエス・キリストが背負ったというのは、極論をいえば、神が自分で自分のカルマを刈り取ったということである。
スウェデンボルグによると、イエスの時代は、かつてない程、ダークな時代だったという。
絶対神ヤハウェは、自ら作り出した過去の地球のカルマを、肉体の死をもって精算する為に「イエス」として分霊を受肉させたと考えられる。
一般的に「善=神」「悪=悪魔」と考えられているが、宇宙そのものが神であるなら「善+悪=神」という図式が成り立つ。
鬼と悪魔は類義語だが、鬼が神なら、悪魔もまた神であるはずだ。
「宇宙=神」を1枚のコインに喩えると、善と悪は表裏の関係にあり、棒磁石に例えると「+極」と「−極」の関係にある。
要は、創造と破壊、プラスとマイナスのエネルギーを、神と悪魔と表現しているのだ。
もし、人間の概念でいう悪魔的な存在がいるとすれば、それは人間の自我が生み出す欲望・怒り・悲しみなどの想念と、それに同調する幽界霊である。
マイナスがなければプラスがなく、人間の魂の進化の為には足を引っ張る存在も必要ということで、悪霊も「御用の悪」だと言える。
人間に自我が与えられていることが、何よりの証拠である。
お分かりだろうか。
人間界を支配しているのが「悪魔」であれば、人間を支配しているのも悪魔である。
悪魔とは結局、人間の自我(幽界意識)、及びそれに同調する幽界霊のことなのだ。
また、それらの集合意識が巨大な悪魔だと言えるだろう。

