近所から狂人呼ばわりされた直は座敷牢に閉じ込められ、叫ぶ代わりに古釘で平仮名と数字混じりの文字を書き始めた。
これが、平仮名さえ読めない無学の直の、「お筆先」と呼ばれる『大本神諭』の始まりで、最終的に半紙20万枚、1万巻に及ぶ膨大な神典となった。
日清戦争や日露戦争などの予言を的中させ、 「このこと判けるみたまは、東から出てくるぞよ」という神示が降りた。
これは「艮の金神の正体を明かす人物が東から来る」という意味だが、聖書の「光は東方より」の日本国内版であると同時に、聖書の予言の予型でもあった。
尚、聖書で「光」は、イエス・キリストとルシファーの象徴である。
そこで直の三女・福島久が、京都府船井郡八木町に茶屋を出し、「東から来る人」を待つこと3年。
陣羽織にコウモリ傘を持ち、お歯黒を塗った奇妙な風体の若者が訪れた。
その人物こそ、後の「出口王仁三郎」、当時28歳の上田喜三郎であった。
実は喜三郎にも、「乾(北西)を指して行け。お前を待つ人がいる」という神勅が降りていた。
喜三郎が茶屋で一服していると、久が「あなたは何をなさる方ですか」と尋ね、「審神(さにわ=神を判定)をするものや」と喜三郎は答えた。
そして、直のお筆先を見た喜三郎は、何か言い知れぬ因縁を感じたという。
その年の8月23日、喜三郎は綾部で直と対面したが、両者は互いに疑いの眼で見ていた。
喜三郎は、直の狂信的な神懸りと過激な終末予言に反感を覚え、直は喜三郎のふざけた風体とあまりの若さから信用できず、稲荷講社で修行をしたという話を聞き、低俗な霊憑りと勘違いしたのだ。
直の信者の猛反対もあって、喜三郎は3日間の滞在で綾部を追放された。
喜三郎は、明治4年8月22日、京都府亀岡市穴太の農民の長男として生まれ、直の五女・澄と結婚して出口家の養子に入った。
上田家は穴太の名家で、先祖に天才画家の円山応挙(上田主水)などがいたが、代々極道者が多く、喜三郎の時代には、あばら家で農家を営むようになっていた。
が、もともと名家だった上田家は生粋の海人族で、漁業、石工、製鉄、木師などの職人集団を形成した家柄だったらしい。
喜三郎は幼少時代は病弱だったが、頭脳明晰で「神童」呼ばれ、13歳で代用教員を経て獣医を目指したりしたが、自由奔放な性分のため長くは続かなかった。
そして、牛乳生産場を開業したり、他にも様々な仕事に手を出して自由気儘に暮らしていた。
時には酒に溺れ、村の女たち全員と懇ろになってやると豪語し、ある時は侠客まがいのこともやっていた。
28歳の時、度々喧嘩していた地元の侠客に殴り込まれ、半死半生の状態となった。
翌早朝、松岡と名乗る男が忽然と現れ、気が付くと喜三郎は半里先の高熊山の岩窟に座していた。
この松岡という男は、富士浅間神社の祭神・木花咲耶姫命の眷族霊の芙蓉仙人だったという。
喜三郎はそこで一週間の修行を行い、五大神通力を会得すると共に、救世の使命をハッキリ自覚した。
その後、一週間の仮死状態を経験し、イエスのように復活。
それから不思議な力を発揮し始め、病気治しを行なって「喜楽天狗」と呼ばれたりした。
明治31年、霊学者として高名な本田親徳の弟子の長沢雄楯の稲荷講社で修行し、鎮魂帰神法を伝授される。
この時の長沢の審神によって、高熊山で喜三郎に憑かった神は、「小松林命」というスサノオの分霊である事が判明した。
直との出会いは、この修行を終えて穴太に帰った直後のことだった。
僅か3日で綾部を出た喜三郎だが、直の筆先に次のような神示が出るようになった。
「おナオのそばには正真のお方がおいであそばすから、来た人をそまつなあしらいを致すでないぞよ」
「あのおん方は、この方が引き寄したのざぞよ。神の守護のしてあること」
「神の仕組がしてあることであるから、上田と申すものが出てきたならば、そこを塩梅ようとりもちて、腹を合わして致さぬと、金光殿にもたれておりたら、ものごとが遅くなり間に合わぬぞよ」
それを無視することは出来ず、直は喜三郎を綾部に迎え入れることを決心した。
実は喜三郎も、直が語った神の経綸や、終末を予言する「艮の金神」を、自分の祖神「国常立大神」に違いないと感じていたが、審神によってそれが判明した。
かくして、大本という神業団体が幕を開けたのだが、「大本」の名称は筆先に示されたものであった。
「艮の金神が御礼申すぞよ。
永らく経綸いたした事の、初発であるぞよ。
上田喜三郎殿、大望なお世話がよう出来たぞよ。
御礼には御都合の事ぢゃぞよ。
……(中略)……
この事成就いたしたら、御礼に結構にいたすぞよ。
綾部世の本、金神の大本と致すのぢゃぞよ」
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肉食は心身の健康面で悪影響なので控えた方が良いと思います。
また、ベジタリアンで立派な肉体を作っているボディビルダーもいます。
その方がしなやかで健康な筋肉が出来るそうです。
人間が1日で分解できるタンパク質の量も決まっているので、プロテインも迷信だと言えます。
また、タンパク質の過剰摂取は水分と体力を失いますので、炭水化物を主体にするのがベストだと思います。
肉食はボディビルダーにとっても良くないですよ。
私は素人ながら、素人のボディビルダーに食事指導をして、短期間でパフォーマンスを向上させました。
パフォーマンスというか、体重が120キロから1ヶ月くらいで100キロに減って、引き締まったのは当然ですが、パワーアップして持ちあげる重量も20キロアップしていました。
運動量に関係なく、タンパク質を消化吸収できる量は決まっていて、味噌汁1杯飲めば十分なのです。
プロテインなどはビジネスですね。
パプアニューギニアのパプア族はイモ(炭水化物)しか食べないのに筋肉隆々でしょう?
馬力のある馬や巨体の象も、草ばかり食べているのですよ?
ほどほどにボディビルをするのは健康長寿に良いですが、高タンパク・高カロリーの大食で皆んな早死にしてしまいます。
植物性でも高タンパクは害で、タンパク質を摂取すれば筋肉がつくというのは迷信だと断言できます。
カロリーも迷信で、私は以前、何も食べない不食をしていましたが、30分走り続けても汗もかかず、息切れもせず脈拍も変わらず、何事もなかったかのようでした。
世の中には不食なのに健康で太っている人もいます(笑)
体を鍛えるのは大いに結構ですが、
現代栄養学による栄養信仰から離れて、
自分の体の声に従うのが一番ですね。
体質は人それぞれなので、
「これが絶対に良い」とも言えません。
えっ、一生懸命レスを書いたのに、
とっくの昔にレス返していたんですね^^;
春日さん、こんにちは。
言霊百神というサイトは存知ないですが、
言霊のことであれば色々と情報交換したいですね。