歴史言語学……私はそれを絶対視している訳ではないが、絶対的に視野に入れて考えなければならない貴重な学問である。
私の立場はあくまでも、あらゆる学説を多角的に検証して、総合判断によって自らの仮説を構築することにある。
私は学者ではないので、1つの分野を突き詰めて研究する事はしない。
特定の分野を追究すれば、必ず全体像が見えなくなり、独善的で偏った思想家になりかねないからである。
例えば、歴史にしても、考古学的見地からのアプローチと歴史言語学的見地からのアプローチでは、研究結果は大きく異なる。
双方とも理に適った仮説であっても、内容に天地の差が生じるのが通例である。
原則として、学問では過去を証明する事は出来ないと考えた方が良い。
今、世界は分裂から統合に向かっている。
本来、統合していたものが分裂し、再び統合しようとしている。
科学でも何でもそうだが、例えば西洋医学。
本来、1つである肉体を細分化した医療では決して全体像を把握することは出来ない。
が、そのお陰で各器官の事が詳しく解明される事が出来た。
それを再統合する時代が訪れたのである。
私は各分野の研究家の成果を総合的に判断して、その断片を繋ぎ合わせているに過ぎない。
だが、その作業にも千差万別の仮説が生まれる。
何故なら、数限りない矛盾が生じるからである。
当然ながら、私の仮説も一仮訳に過ぎないが、私のスタンスは『日月神示』の内容を裏付ける作業である。
そして、『日月神示』はルシファーの預言書である。
人間は基本的に「善」を目指して生きている。
日常生活で言動は伴っていなくても、善人になって幸福な人生を歩み、もし死後の世界があれば天国に行きたい。
本質的にそう思っているのが人間である。
だから、特に宗教家はそうだが、善的なことを追究し、自分が「悪」と思う事を排除する傾向にある。
だが、本当にそれで良いのだろうか。
これは学問と同じである。
自分が「善」と思う事や、一般道徳で「善」だと言われていることを盲信して、それを判断基準にする。
これを偏った考えだと気付かないのは、既に悪魔的思考である。
善悪を検証する事で善悪が逆転する事も有り得るし、またそれを統合する事にこそ意義がある。
そういう考え方もある事を考慮して、神仙組を読んで頂きたい。
前置きが長くなったが、私が参考にしている歴史言語者の加治木義博氏による「浦島太郎」「桃太郎」「かぐや姫」に関する仮説を、『日本国誕生の秘密はすべて「おとぎ話」にあった』(徳間書店)から紹介しよう。
――「浦島太郎」の原話は位宮が高句麗から琉球(龍宮)へ渡った話でした。
その途中、種子島で婿になり結婚したが悲劇に終わったのが「竜宮」での浦島であり「海幸・山幸」の前半で、その中部が壹與=「かぐや姫」を「天」に連れ帰って女王に戴いた話でした。
すると後半の「山幸・海幸の戦い=位宮の隼人攻め」が「桃太郎」の鬼退治に見えます。
桃太郎の第一の特徴は「鬼退治をした」というテーマです。
でも「鬼」という生物はいませんから、これは「オニ」と呼ばれていた人たちを攻めて勝ったお話です。
まずこの第一の手掛かり「オニ」から謎を解いていってみましょう。
3世紀の南中国語では倭という字は「ゥオ」で、人は「ニン」ですから「ゥオニン」。
南九州では短く発音し、<ン>は助詞の「……の」ですから「オニ・ン=鬼・の=鬼ガ」です。
島は「之国=シマ」ですから、鬼ガ島とは「倭人之国」のことだったのです。
中国では<鬼>は「キ」ですからこれは「キ=黄=政府」への当て字で、卑弥呼の「鬼道」はこの祭政一致の「キ」と「祈祷」とを意味します。
日本語で<鬼>の字を「オニ」と発音する理由は、この「倭人=オニ=鬼道=黄=キ」以外には見当たりません。
これには傍証もあります。
宮崎県には西都原古墳群など大量の古墳がありますが、それを「鬼の岩屋」と呼びます。
これは巨大な石積みを「人間わざではないから鬼が作ったもの」と思ってつけた名だと説明していますが、それは後世の何も知らない「物知り」がコジつけた説明で、本来は「倭人=オニが作った」という伝承が残ったものだったのです。
次は壹與の名が何を教えてくれるか、これまでご説明できなかったものを、追加してみておきましょう。
『魏書倭人章』が「狗奴国男王が卑弥呼政権を攻め、卑弥呼が死んだあと大乱が起こった。
そこで13歳の女王・壹與を立てた邪馬壹国に政権が移った」と記録していることは、もうよくご存じの通りです。
13歳の女の子に難しい政治ができるわけはありませんから、その背後には実際の政権を握った男王がいたことは常識です。
『魏書倭人章』は壹與を「卑弥呼の宗女」と書いています。
卑弥呼は倭人連邦を「鬼道」で治めたのですから「祭政一致の宗教国家」の女王でした。
それなら壹與も宗派は違っても同じですから、本当の仕事は神道の斎王ということになります。
それなら彼女の「壹與」という名乗りと同じ発音になるといったことは、すでにご理解いただいていると思いますが、さらに詳しく見ていきましょう。
『記・紀』の中で一番よく壹與に一致する人物は垂仁天皇の皇女・倭姫命です。
倭姫命は音読すると「イキメ」で、この名は父・垂仁天皇の名乗り「活目(イキメ)」とも同じです。
そして彼らの故郷の沖縄語では<イキメ>は「イチマ」と発音が変わります。
これは『魏書倭人章』が記録した「伊支馬」と同じ発音です。
こうしたことは、これまでに出た答えが正しく、真実の歴史と少しも食い違っていないという証拠なのです。
また大隅語の発音では「イチメ」になりますが、
この発音に合う名詞も後世まで残っています。
それは「市女」と書きます。
平安朝から鎌倉時代へかけての風俗絵巻や映画などでよく知られている女性用の大きな笠「市女笠(いちめがさ)」は、誰でも知っていますし、斎王や巫女を<イチメ>と呼ぶ大きな神社は現代もまだ実際に残っています。
この「市女」という文字は「イチ・ジョ」とも読めます。
スウェーデンの中国学者・B・カールグレンは、漢字の発音が漢代、唐代、近世と大きく三変化したことを発見しましたが、それによると壹與の「與」の3世紀の発音は「ジョー」です。
「壹與」は「イチジョー」という発音に対する当て字だったのです。
それが後世、当て字が、<壹>と同じ発音の「市」と、<與(ジョー)>と同じ発音の「女(じょ)」に変わった後、さらに女の字を「メ」と読むように変わる一方、<與>の字の発音が8世紀以後は、唐の発音に変わって「ヨ」と読まれるようになりましたので、「壹與」と「市女」とが同じだとは、だれも気づかないことになってしまったのです。
だが種子島では現在でも、女性に対する敬称として「……さん」と呼ばずに「……ジョー」と呼びます。
壹與が種子島独特のこの名乗りで呼ばれている事実は、これまでお話ししてきました<神話>や<伝承>と島に残る多くの遺跡や出土品との照合結果とともに、『魏書倭人章』の重要な舞台が、南九州、ことに種子島だったことの動かない証拠なのです――
――さらに角度を変えて「貴」の字の発音を考えてみましょう。
これは日本語では「タカ」と読みます。
<タカ>は<タケ>で、竹・高は同じ意味をもち、それは狗奴国や高句麗や筑紫の意味をもち、壹與がその筑紫女王になったことも、それが『竹取り……』のタケにたとえられていることもよくご存じです。
するとこの「タカ・タケ」は、今も私たちが「貴族」とか「貴下」とかいっている「貴い=トオトイ・タカイ」という意味を表わす言葉で、それが<キ>と<タカ>と発音されるのは語源がここにあるからだ、ということもまたすぐ納得できます。
それは五彩圏連邦の中心の「黄」でもあり、
都を表わす「畿」でもあり、ギリシャ人を表わす「毛」でもあります。
そしてそれは「タカ族」=高族・宝島人・熊毛人・熊襲・球磨人・熊本人・日本人・狗奴国人・百済人・高麗人=高句麗人が、その「タカい・トウトい・キ」人、すなわち高度の文明で国民を支配した人々だったことも表現していたのです。
ついでにお話ししますと、「山へ柴刈りに」という言葉も、実に重要な事実を表現したものなのです。
「ヤマ神、山鉾、山笠、山車、山幸彦、ヤマト」は、すべて「祭と政治=まつりごと」に関係のある名で、すべてに「ヤマ」という言葉がついています。
「ヤマ、シバ、カリ」と並べてみますと、それは全部、いまインドと周辺諸国でシンドゥ教と呼ばれている宗教で崇拝されている「神々の名」ばかりです。
そして山鉾、山笠、山車のルーツがインドであることは、今では常識です。
位宮は『三国史記』[高句麗本紀]に「山上王」として記録されています。
彼は彦火火出見尊に当たりますから、その陵とされる姶良郡の「高屋山上陵」を見てみますと、たしかに「山上」と書いてあります。
<高>も<屋久>も位宮の領地ですから、「本当の神武天皇陵」はこれだといって絶対に間違いありません。
全然無関係な土地に正体不明の神を祭ったニセ遺跡より、真の遺跡を尊敬しなければ必ず神罰が当たると私は確信しています。
以上が、『桃太郎=垂仁天皇=神武天皇』の邪馬壹国建国の真相です。
それらは全て、その国が「神(ジォマ→ジャマ→ヤマ→八幡)を斎く」ことで政権をとり、政権を維持した宗教国家であったことを物語っています。
「邪馬壹=八幡を斎く」。
「伊支馬=斎き国」王。
「壹與=斎き嬢→女王」であり、彼女と位宮が君臨したのは五彩に彩られた「大倭人連邦」であって、その王稀の「伊支馬=イチマ」はフィン・ウゴル語の「連邦」として今も生きています。
それは決して南九州の片隅の、小さな一「邪馬台国」ではなかったのです。
『桃太郎』こと「もと山上王・位宮=伊支馬=活目入彦五十狭茅=垂仁天皇=神武天皇」の「鬼ガ島征伐」の真相は、以上のようなものでした。
おとぎ話の『桃太郎』は鬼を退治して、めでたし目出度しになりますが、真実の歴史の方は、そんなに簡単な、そして小さなものではありませんでした。
それこそ真実の『日本国誕生』の瞬間だったのです。
詩は便利なもの、短いことばで多くのことを語ります。
だから記憶メモとして活用するには最善のものです。
その意味で叙事詩の形にして、史実の要約をつけておきます。
詩型は七言絶句の形を採りましたが、それは感懐をこめるため。
一つ一つの詩がみな独立しているのだと思ってください――
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草食系の閣下だからキリスト宣言もご自分からはされないのですね?
オクトは松田聖子と同じ生年ですから、残り時間がないので、僭越ながら本日、閣下を救世主宣言させて頂きます。
今から玉置の神に報告に行ってきます。
さやかちゃんのever since いい曲ですね^^
閣下の目論見通り一億総キリストとなるとしても、私には閣下こそが唯一絶対のキリストとして再臨し、エホバ=国常立=豊受への回帰を完成させてくれたヒトです。
貴殿ブログにメールアドレスが見当たらないので失礼致します。
はじめまして田舎と申します。
日月神示のサイトを運営させていただいてる者です。
グーグル検索からひふみ神示を検索し、神仙組U【善悪逆転論編】魔天使ルシファーの復活★By.獄悪鬼族経由で来ました。
御縁あるならばサイトを御覧くだされば幸いと存じます。
また恐縮でございますがよろしければ当サイトからメッセージを入れてくだされば嬉しく存じます。
ありがとうございました。
失礼致します。
田舎。光拝
日月神示
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