2010年10月30日

宇宙誕生以前と天地創造の神々「エロヒム」の正体「アオウエイ」の真相

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『記紀』によると、天つ神の神勅で、伊邪那岐(イザナギ)と伊邪那美(イザナミ)の二神が天の浮橋に立ち、「この漂える国を造り固め成せ」と詔りて、天の沼矛(ぬほこ)をもって青海原を掻き回し、その沼矛を引き上げた時に、沼矛の先から滴り落ちた潮が凝こり固まって「おのころ島」となった。
『日月神示』によると、泥海の地球を修理固成した龍神の総大将が「国常立尊」とされているので、「国常立尊=イザナギ・イザナミ」ということにもなる。

また、『旧約聖書』の「創世記」では、天地創造の3日目(3000年目)
『神は言われた。「天の下の水は一つ所に集まれ」
乾いた所を地と呼び、水の集まった所を海と呼ばれた』


イザナギ・イザナミが「この漂える国を造り固め成せ」と言って陸を造ったが、聖書でも神が言霊で陸と地を分けたことが記されている。
つまり、宇宙は「言霊」によって創造されたのだ。
勿論、人格神がいて言葉を発したら陸が出来たという意味ではなく、「神=言霊」である。

岡本天明によると、言霊学的に「高天原」はTA・KA・A・MA・MA・HAでア音の列(天位)となり、「おのころ」はO・NO・KO・ROでオ音の列(地位)を示しているという。
つまり、おのころ島とは、原始地球の超大陸「パンゲア」のことなのだ。
また、沼矛を掻き回して地が造られたということは、回転(渦)を表している。
つまり、イザナギ・イザナミによって「ウズ=イエス・キリスト=スサノオ=国常立尊」が生まれたのである。

この事は、『古事記』にも記述がある。

「天と地が開ける初めは、国土が浮き漂い遊魚が水の上に浮かぶようであった。
その中から葦芽のようなものが生じて神となり、国常立尊と申しました」


だが、国常立尊は根源神であるはずだ。
つまり、国常立尊はイザナギ・イザナミによって生まれたが、イザナギ・イザナミに国造りを命じたのも国常立尊であるはずだ。
『古事記』では原初の神(根源神)は「天之御中主神」で、日本書紀では「国常立尊」となっている。
つまり、宇宙創造神は「天之御中主神=国常立尊」ということになる。
(聖書でいえば、それは『ルシファー(本物のヤハウェ)=キリスト』となる)

宇宙開闢まで遡って『日月神示』を見てみよう。

「天之御中主神のその前に、あめゆづる日あめのさぎりのみこと、くにゆづる月くにのさぎりのみことあるぞ。
ΘのΘのΘであるぞ。その前に・あること忘るるなよ」


これは『旧事本紀』に示されている天祖(根源神)『天譲日天先霧地譲月地先霧皇尊』と同一で、宇宙創造以前の世界を表している。

創世記は次のように始まる。

『初めに神は天地を創造された。
地は混沌であって、闇が深淵の面にあり、神の霊が水の面わ動いていた。
神は言われた。「光あれ」こうして光があった』


宇宙はビッグバンという大爆発で始まったのではないが、「光あれ」こそが宇宙の誕生である。
宇宙はプラズマに満ちている。
つまり、宇宙誕生と同時にプラズマ(電磁波)が生まれたことを意味する。
「天譲日天先霧地譲月地先霧皇尊」とは、まだ陰陽も分かれていない宇宙誕生以前の原始宇宙、カオス状態の宇宙卵を神格化して表現しているのだ。

『古事記』では、「天之御中主」の次に現れた神はこのようになっている。

『次に高御産巣日神。次に神産巣日神。
この三柱の神は、みな独神と成り坐して、身を隠したまひき』

(これを聖書でいえば「イエス・キリスト」と「ルーハ」に対応する)

『日月神示』でも同様に示されている。

「次、高御産巣日、次、神産巣日命と成り給ひき、この三柱スになりましてスミキリ給ひき」

スミキリについては次のように説明されている。

「今までは神も仏も同じぞと申していたが、神と仏は違うのざぞ。
十(かみ)の動くのが卍(ほとけ)ぞ、卍の動くのが@←渦巻き(カミ)ぞ、
@の澄み切りがΘ(おおかみ)ぞ、神と仏と臣民は違うのぢゃぞ」


従って、根源神「天之御中主神」と「高御産日神」「神産巣日神」の三柱の神は、「御父ヤハウェ(ルシファー)」「御子イエス・キリスト」「聖霊ルーハ」の絶対三神に対応するのだ。

そして『古事記』では次のように続く。

「次に國稚く浮きし脂の如くして、久羅下那州多陀用弊流(くらげなすただよえる)時、葦牙(あしかび)の如く萌え騰がる物に因りて成れる神の名は、宇摩志阿斯訶備比古遅神(うましあしかびひこぢのかみ)。
次に天之常立神。この二柱も亦、独神と成り坐して、身を隠したまひき。
上の件の五柱の神は、別天(ことあま)つ神」


これについて、『日月神示』は次のように解説している。

「ヨコの十の動きがクラゲナスタダヨエルであり、タテの十の動きがウマシアシカビヒコジであるぞ、十と十と交わり和して百となり九十九と動くのぞ」

クラゲなす漂えるようなヨコ(ー)の働きと、ウマシアシカビヒコジというタテ(|)の働きが融合して(十)、即ち「カミ」である「天之常立神」が生まれたということである。
それは、ヨコ波(電波)とタテ波(音波)による「言霊」であり、ヨコ波(電波)とタテ波(磁波)による「電磁波」である。

『神=言霊=電磁波』

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だが、天明によると、これは数霊上、もっと深い意味があるようだ。

『別天神中、最初の三神で、第一段目のナルをなし、次の段のナルに移る時にはクラゲナスタダヨエル状態にうつり、これは「海月なす漂へる」ではなく、十音(言霊)十数(数霊)を内蔵した基本的なものと見るべきであります。
この十音十数がアシカビの如く萌え騰がる状態によって、ウマシアシカビヒコジの神と言う十音十神となるのであります。
これをタテの働きとして現れたのが、天之常立(十九立=トコタチ)であり、ヨコにすれば国之常立となるわけであります』

(古事記数霊解序説)

これら「五柱の神」は、宇宙の根源的な神々だが、それ以前に「天譲日天先霧地譲月地先霧尊」が存在したことを述べたが、これについて『日月神示』には具体的な記述がある。

「ひふみ四十九柱、五十九柱、神代の元ざそ。
あめつち御中ムしの神、あめつち御中ムしの神、あめつち御中ムしの神、あめつち御中ウしの神、あめつち御中ウしの神、あめつち御中あめつち御中ウしの神、あめつち御中あめつち御中ウしの神、あめつち御中ウしの神、あめつち御中ウしの神、あめつち御中あめつち御中天地御中ムしの神、天地御中ヌしの神。天地のはじめ」


同じ神名が何度も繰り返されているが、「ム」から「ウ」に変化していることが分かる。
「ム」を伸ばして発音すると「ウ」となり、「無」から「有」が生まれたことを示している。
また、ムー大陸の語源もここにあり、言霊によって無から有を生み出す文明だったと考えられる。
「無」といっても「絶対無」ではなく、ゼロ磁場もそうだが、真空中に無数のフリーエネルギーが渦巻いていることは、先端科学の常識である。

さて、『日月神示』では次のように続く。

「ム、ウ、ウ、ウ、う、にアエオイウざぞ。昔の世の元ぞ。(中略)
ムは・ざぞ。・には裏表上下あるのざぞ』

(最初のム、ウ、ウと中略後のムは○で囲まれている)

「始め言葉の元があるぞ、ムムムムムウウウウウ・・・・・アと現れるぞ、神の現れであるぞ」

ムからウと現れ、ウからア(神)が現れたというのだ。
それは先ほど述べた「スミキリ(大神)」であり、神道用語で「スの神=Θ」という。
王仁三郎は「一点の・からΘが誕生し、七五言霊を生んだ」と述べている。
ここからの説明は、須藤アキオ氏の『王仁三郎の霊界物語は科学でこう解ける』にバトンタッチする。

『Θが全言霊を包含するということは、宇宙物理学が《実数の世界(物質界)》の創成を宇宙卵ともいうべき高温・高密度のものに求めたように、《虚数の世界》にも宇宙卵が存在したということである。
物理的な宇宙創成は、エネルギーから生まれたクォークが結合して素粒子を形成し、陽子と中性子が結合して原子核になり、原子核と電子から原子が生まれ、原子と原子の結合から分子が形成されたように、《虚数の世界(神霊界)》では、Θという宇宙卵から七五の言霊が生み出された。
Θは全ての言霊を秘めた言霊卵(影のエネルギーの高密度状態)である。
このΘは、七五音を誕生させた後には、数学でいえば0となる。
0とは無という意味ではない。
無限の可能性を秘めているということで、実数の正と負の中心にあり、また虚数と実数の境に存在する。
しかし、無限の可能性を秘めているだけでは、活動力を生じない。
宇宙に充満している言霊の波動がなくとも、物質とエネルギーさえあれば宇宙は運行する。
しかし言霊は、事象と同義である言霊に宿る精霊(力)であり、物質的な宇宙に目的と理想(大自然の意志)を与えている。
物質を物質たらしめようとする意志(影のエネルギー)がなければ物質が存在しないように、大いなる意志がなければ宇宙は存在しないのかも知れない』

『万物の根源Θは、スースースーと澄み切り、スゥーウと窮まってウの言霊が生まれた。
そして、ウは上に昇ってアの言霊を生み、降ってオを生み、更にエを生み、続いてイを生んだ。
こうしてまず、アオウエイ(五大父音)が完成し、続いて、カサタナハマヤラワが生まれ……』


つまり、「仮名=神名」なのだ。
言霊学では「アオウエイ」が順天宇宙律で、「アイウエオ」は逆天宇宙律だとし、王仁三郎によると「アオウエイをアイウエオというようになったのは安倍晴明の頃から」で、順天宇宙律が掻き乱されて、逆天宇宙律が起こり始めたという。

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だが、その発生の順番は、スゥー → 「ウ → ア → オ → エ → イ」である。
要点のみ解説するが、「五柱の神」の正体は「アオウエイ」である。
科学的には、宇宙卵から「重力」が分離し、続いて「強い力」「弱い力」「電磁力」の順に分かれたとされており、これを対応させると「ウ=宇宙卵(4つの力の集合体)」、「ア=重力」、「オ=強い力」、「エ=弱い力」、「イ=電磁力」となる。

まとめると、以下のようになる。
・4つの力の集合体=天之御中主神(ウ)
・重力=高御産巣日神(ア)
・強い力=神産巣日神(オ)
・弱い力=宇摩志阿斯訶備比古遅神(エ)
・電磁力=天之常立神(イ)


この事は、王仁三郎の言霊奥義書『天祥地瑞』によって証明されている。

「ウは内部に力を得て中心に鎮まり、唸り出て、スを入れる言霊」
(4つのエネルギーの集合体)

「アは大仁慈となり、遠く達する言霊」
(大仁慈=万物に等しく力を注ぎ、且つ遠くに達する「重力」)

「オは億兆の分子を保ち、また分子をことごとく了解する言霊」
(陽子と中性子を強力に繋げて原子核を形成する「強い力」)

「エは本末を糾し、引き付ける力を現し、世を容れ、明らかにする言霊」
(放射能を出す力の1つ「弱い力」)

「イは大金剛力にして基礎となり、勢いに添い付き、平等に動く言霊」
(全ての活動の基礎となり、)運動に常に付いて回り、地球上の万物に平等に働く「電磁力」)

この「イ」に対応するのが「天之常立神」で、このヨコの働きとして現れたのが「国之常立神=国常立尊」である。

『仏教にいう「金剛」はサンスクリット語の「ヴァジュラ」で、本来は「落雷」の意であるが、まさに電磁力の働きである。
この五大父音(アオウエイ)から残り70声音が誕生したように、4つの力が誕生した後(初源から1秒後)、ヘリウムが生成され、核融合が起こってからの後のことである。
そして今でもなお、この4つの力が自然界に働くように、五大父音(アオウエイ)もその背後にあって大きく働き、そこから爆発的に派生していった残り70声音も間断なく鳴り響いている。
万物は75声音の組み合わせであり、時に生まれ、時に消滅するが、その基礎声音である五大父音は間断なく鳴り渡り、必要に応じて展開してゆく』


「創世記」でいえば、この4つの力の集合体が天地創造の神々「エロヒム」なのだ。
posted by 夢蛇鬼-mujaki- at 23:19| Comment(0) | カテゴリ未決定 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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