『竹内文書』にはもう1つの流れがあり、口伝で伝承されてきた『正統竹内文書』というのが存在する。
天津教の『竹内文書』と、『正統竹内文書』は細部の内容が異なるが、第73代・武内宿禰(本名:竹内睦泰)氏は次のように語る。
『大本教の出口王仁三郎が、茨城の文書(天津教の竹内文書)を指して、「自分が神様から聞いた文書とは内容が少し違うが、そこには真実も含まれている」といったと聞いています。
その王仁三郎が聞いた文書こそが、我々が護持する正統竹内文書なのです』
武内宿禰は歴代の天皇陛下に仕え、霊嗣之儀式(ひつぎのぎしき)によって同名を後継者に引き継がれてきたが、仁徳天皇の代以降、表舞台から姿を消している。
が、時折名前を変えて歴史の表舞台に顔を出している。
古来より、宿禰の血統を受け継ぐ数家が、神典や秘儀を分散して継承してきたという。
要は、竹内家は天皇家と密接な関係を持つ神道系秘密結社なのだ。
そこで真っ先に思い付くのが「竹内家=秦氏」である。
実際、秦氏一派である蘇我氏も宿禰の子孫を名乗っている。
忍者(服部)のルーツも秦氏だとされているが、忍術は竹内家によって確立されたという。
また、竹内氏も「宿禰は天皇家の側の人間ですから、原日本人にとっては侵略者です」と語っている通り、竹内家は日向族だというのだ。
そのような理由で、竹内家は秦氏一派だと考えられるのだが、「秦氏の裏神道」と「竹内家の竹内神道」は全く異なり、秦氏が編纂した『紀記』と竹内家が伝承する『竹内文書』も大きく内容が異なる。
また、竹内神道は古神道であり、『竹内文書』の内容も出雲族系(イスラエル10支族)の視点で書かれており、秦氏が天津教の『竹内文書』を改竄させて封印したことも分かっている。
竹内家と秦氏は密接な関係を持ちながらも、異なる系譜だと思われる。
早い話、秦氏は日向族で、竹内家は出雲族だといえる。
では何故、秦氏は竹内家を徹底的に弾圧してこなかったのか。
秦氏はイエスの12使徒の末裔であり、天照大神を岩戸から出す祭祀集団である。
つまり、カッバーリストであり、預言者でもあり、いずれ出雲族の封印を解いて和合しなければいけないことも総て承知している。
前に述べた通り、それは既に実現している可能性もあり、親王の誕生がその証だという説も紹介した。
だが、『日月神示』や『竹内文書』が予言する「天津日嗣天皇」とは、現実的に、文字通り、武内宿禰を霊嗣ぐ者を指し、それは現在の第73世・武内宿禰である竹内睦泰氏だといえる。
しかし、竹内家自体は代々皇室と深い関係にはあったが、民間人である氏が世界天皇を名乗り出たところで世間は相手にしないだろうし、現天皇家が「この方に天皇家をお譲りします」といって、国民に竹内氏を紹介するいうのも非現実的だ。
竹内氏はこうも語っている。
「侵略者が日本人が守ってきた秘儀、歴史、記憶も取り込み、あたかも太古よりこの地の支配者であった、といった新たな歴史を改竄創作したわけです。
その意味では竹内文書はもとより、天皇家の正史とされる紀記すらも同様の史書といえるでしょう」
つまり竹内氏は、竹内家は日向族だと信じているのだ。
確かに「天津神」というのは、一般的に「日向族」を指す。
だが、実際にはどうか分からない。
飛鳥昭雄氏は、『竹内文書』と秦氏の関わりについて次のように述べている。
「筆者が長年古代日本を研究してきて、分かったことがある。
それは秦氏が物部氏を押さえつけ、物部系神社と記録を次々と封印していく歴史である。
しかし、それは抹殺や抹消ではなく、あくまでも封印なのである。
もし封殺するならすべてを破壊した上に根切りにすればすむ。
しかし秦氏はそれを行っていない。
ではなぜ封印したか…逆説的だが、後の世に開封するためである。
その封印の仕方は、竹内文書のような古史古伝を起爆剤として、時が来れば秘密を解き明かすことを想定している」
つまり、竹内家は出雲族だというニュアンスである。
断定は出来ないが、私も竹内家は出雲族系だと考えている。
何故なら、秦氏が『竹内文書』を封印したということは、それは出雲族の歴史だからである。
そして出雲族は、アルザルからUFOで出入りするイスラエル10支族と同族であり、『竹内文書』に登場する古代天皇はUFOで世界を巡回していたのである。
憶測だが、元伊勢「籠神社」の海部家は、竹内家の枝分かれだった可能性もあり、雅子様と紀子様も竹内家の系譜の子孫である可能性も否定できない。
本当はもっと続きを述べたいのだが、根拠のない空論なのでこの辺にしておく。
ついでと言っては何だが、『正統竹内文書』が明かす日本人のルーツを簡単に紹介しておこう。
北極星、プレアデス、オリオンのどれかは一定しないが、神々(異星人)が地球に降臨し、その時すでに原人がいたが、原人がそのまま今日の人類に進化したのではなく、神々の血族である黄色人種によって世界が始まった。
そして彼らが世界に散らばって白人や黒人が誕生した。
その後、1万2000年前、世界中で大洪水が起こり、洪水の後、最初の文明を築いたのが日本で、縄文文化が世界最古の文明だという。
その文化は中国や欧州に伝わり、その頃、太陽信仰の日本のスメル(天皇)族が理想郷を求めてアジア大陸に渡った。
そのグループには2系統あり、それぞれ朝鮮半島と南洋に別れて西を目指し、メソポタミアで合流してシュメール人となった。
だが、再び二手に別れて同じルートで日本に戻ってきたという。
この時、海洋ルートで上陸したのが日向族、大陸ルートで上陸したのが出雲族と呼ばれるようになり、もともと同族だった日向と出雲の神々(スメル族)は覇権争いを続け、最初の戦いで日向族が勝ち、次に出雲族が勝ち、その後、和合した出雲のスサノオと日向のアマテラスが婚姻関係を結ぶが、再び大規模な争いが起こって出雲族が敗退し、紀元50年頃に日向族の長であった神武が大和朝廷を築いたという。
つまり、大洪水後、世界の文明は日本から始まり、日本からシュメールに移住し、そしてまた日本に帰ってきた里帰り民族だというのだ。
王仁三郎も同様のことを述べているが、私の考えではそれは正しくない。
王仁三郎に言霊学を伝授したという大石凝真素美に、古代の武内宿禰の霊が彼女に神憑りしたというエピソードがある。
その内容は割愛するが、彼女の宇宙論では艮(東北)が重要な意味を持っており、宇宙と地球は照応し、地球の東北に位置する日本に根源人種が発生したという。
だが、地球は過去に何度もポールシフトを起こしている。
そして、王仁三郎の『霊界物語』が示すように、国常立尊(艮の金神)がトルコのエルズルムでこの世を始めたが、後に日本列島に移動した。
ということは、当時の地球の中心はトルコに位置し、そこから人類が始まった可能性もある。
また、ペトログリフ学でも日本が世界の文明の発祥地で、「日本民族里帰り説」が証明されつつあるというが、完全に証明されたわけではない。
聖書によれば、大洪水後、ノアの箱舟が漂着したのはトルコのアララトの山であり、それは実際に発見されている。
そして、その山麓のメソポタミア地方で世界最古のシュメール文明が発祥したことは、アカデミズムも認めているところである。
ただ、聖書には大洪水で生き延びた人間はノアとその家族だけだとしているが、ノアの箱舟の近くでもう一隻の箱舟が発見されているのだ。
それに誰が乗っていたかというと、人類最初の殺人を犯した為に肌を黒くされ、永遠に死ぬことなく地上をさまよい続けるという罰を、神から与えられたカインである可能性が高い。
驚くべきことに、『竹内文書』によると、地球が大洪水で泥海となった後、位山に降臨した時、既に地上に黒人祖がいたという。
これはノアの箱舟がアララトの山に漂着した時、その近くにカインがいたことを示しており、聖書にも書かれていない注目すべき記述である。
竹内文書は聖書のコピーなどではない。
誰かが記録していたということだ。
だが、そこはアララトの山である。
大洪水後、世界の文明は日本から始まり、日本からシュメールに移住し、そしてまた日本に帰ってきた里帰り民族だというのは、どういうことだろうか。
考えられることは1つ。
大洪水前にアセンションして、地球内部アルザル(裏日本)に移り住んだムー人が、大洪水後、シュメール人(セム族)に文明を伝え、その後シュメールを離れてイスラエル民族となった彼らが、最終的にアルザルと日本列島に移住したということなのだ。
そして、シュメール地方(パミール高原)から大陸ルートと海洋ルートの二手に別れて日本列島に渡来し、政権争いをして出雲族が封印されたというのは、アーリオーンが伝える情報と一致する。
ただ、『正統竹内文書』では、日向族は海洋ルートで上陸し、出雲族は大陸ルートで上陸したとしているが、私の考えとは逆である。
確かに、出雲族(10支族)も大陸ルートで上陸したフシはあるが、出雲族の邪馬台国を滅ぼして大和朝廷を築いたのが、朝鮮半島から渡来した騎馬系弥生人、即ち日向族であり、出雲族や縄文人の遺跡等のルーツが海洋ルートにあることを考えると、出雲族の本隊が海洋ルートで、日向族の本隊が大陸ルートで渡来していることはほぼ間違いなく、アーリオーンのコンタクティーである北川氏も同様の解釈をしている。
少し話がぶり返したようだが、次のテーマを語る上で、「竹内神道」の秘密結社性と出雲族とUFOの関係を述べておく必要があったのだ。
蛇足ながら、興味深い話があるので紹介しておこう。
1978年12月6日、工学博士の政木和三氏の前に観世音菩薩像が出現し、年明けの元旦の神示で、政木氏が神功皇后の子供だった事を知らされたという。
神功皇后が母と言うことは、政木氏は「八幡」だったことになる。
そして、その像の写真を講演の際にスライドで投影したところ、浜田マキ子という女性がこう言ったという。
「私の家は神功皇后のお父様の武内宿禰の末裔です。
私の家に神功皇后の肖像画が残っておりますが、いま映った写真と同じです。
あの観音様は、神功皇后のお姿です」
浜田氏も観音像と同じ顔で、政木氏に「我がいとし児よ」と語り出したという。
更に政木氏は、内なる神(魂)より次の啓示を受けている。
「我は八幡大菩薩である。
汝は永年にわたり、陰徳を積みたるがゆえに、汝の寿命を延ばし、汝に大いなる力を授く。
汝の守護神となる。汝につくまでは、神功皇后の子供の守護神であった」
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ガーゴイルってバンドは、かなり昔から活動されていたんですね?私は、デルジベットってバンドが好きでした。^^
ちなみに、御神体の石は合計三個で、絶対三神を意味してるっぽいです。
極秘の伝承?今度いろいろ調査してみます。^^
なお、天皇家の祖先は、在中韓国人であり、日本史をハイジャックした愚か者でもある。
これから惨劇が繰り返される。
世界天皇の称号は、どうでもいいが、ノーベル物理学賞だけは貰う。